完敗の日本戦が決定打。ドイツ代表指揮官フリックが解任。「我々は上手くやっている。私は正しい監督」と語っていたが…

2023年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本に敗れ公式戦3連敗。直近5戦未勝利

日本戦がドイツ代表監督として最後の仕事となったフリック。(C)Getty Images

 日本代表に1-4で完敗を喫した翌日の現地時間9月10日、ドイツサッカー連盟(DFB)が2021年からドイツ代表を率いていたハンジ・フリック監督の解任を発表した。

 ドイツは日本に敗れ、公式戦3連敗。直近5試合で勝利がない苦境に陥るなか、フリック監督は「我々は上手くやっているし、私は(ドイツ代表にとって)正しい監督だと思う」と語っていたが、指揮官交代は免れなかった。

 決断を下すにあたり、DFBのベルント・ノイエンドルフ会長は次のようにコメントしている。
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「各委員会は、最近の不本意な結果を受け、代表チームには新たな活力が必要であるとの認識で一致した。自国開催のEUROを視野に入れた楽観と自信の精神が必要だ。私個人としては、これまでの在任中、最も難しい決断のひとつだ。なぜなら、ハンジ・フリックをフットボールのエキスパーとして、また人間的にも高く評価しているからだ。しかし、DFBにとってスポーツの成功は最優先事項だ。したがって、この決断は避けられなかった」

 なお、12日にドルトムントで行なわれるフランスとの強化試合は、コーチングスタッフが臨時で指揮。リリースは「目標はハンジ・フリックの後任をできるだけ早く見つけること」で締めくくられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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