「正直、そんなに長くいてはいけない」STVV4季目に突入、橋岡大樹の本音。久々の日本代表戦は「今後の人生にも関わってくる」

2023年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これが最後くらいの気持ちで臨みたいし、何が何でも結果を残さないといけない」

6月は呼ばれず、3月以来の代表戦へ臨む橋岡。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表DF橋岡大樹が、現地時間9月9日に敵地で行なうドイツ戦を前に取材に対応。自身のキャリアに関して、率直な思いを明かした。

 2年前の東京五輪にも出場した橋岡は、2021年1月に浦和レッズから、シント=トロイデン(STVV)へ期限付き移籍すると、翌冬に完全移籍へ移行。ベルギーで主力として活躍を続けるなか、チームメイトのシュミット・ダニエルらと共に、今夏のステップアップが有力視されたが、結局は残留となった。

 日本人選手が多く所属し、入れ替わりが激しいSTVVで4シーズン目に突入するにあたり、橋岡はこう語る。

「2年半、シントでやっている。正直、そんなに長くいてはいけないと思っている。だけど、こうなってしまったのはしょうがないので、切り替えて、チームで何を見せるか。現に今回も代表に呼ばれたし、継続し続けること、成長し続けることがどのチームに行ってもやるべきこと」
 
 今年の6月シリーズでは日本代表に選ばれず、3月以来の招集となった。久々の活動に懸ける思いは大きい。

「3月で思ったような出場機会が得られなかったので、その悔しさがあるなかで6月は呼ばれず、今回となったので、これが最後くらいの気持ちで臨みたいし、何が何でも結果を残さないといけない。(呼ばれなかった6月は)相当、自分の中ではモヤモヤ。今回は選ばれるかなと思っていた。チームではやることをやっていました。選ばれて素直に嬉しかった。やってやるという気持ち」

 並々ならぬ覚悟で臨む24歳は、「ドイツが相手、ワールドカップに出られなかった悔しさもある。どういったプレーを見せられるかが今後の人生にも関わってくる」とも口にする。3月シリーズではウルグアイ戦に89分から出場したのみで終わったなか、今回はプレータイムを増やせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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