2023年９月６日のルヴァンカップ準々決勝第１戦で、福岡はFC東京に０-１と惜敗。ホームでの第２戦は、１点のビハインドという状況で戦うことになる。

　第１戦は福岡にとって良さを消された試合で、効果的な攻撃をなかなか仕掛けられなかった。また相手との接触プレーで怪我人が出る影響もあって、ファン・サポーターにとってもフラストレーションが募る内容だった。

　実際、試合後の会見で総評を求められた長谷部監督は「自分たちのミスから失点してしまった。あそこまで詰めている相手選手（アダイウトン）が素晴らしいと思いました」とコメントしたうえで、「納得いかないことはたくさんあったんですけど、聞かれても答えません。言わないほうがいいかなと思うので…」と心情を吐露した。
 

「怪我人は出るし、ボールボーイは片方のチームに、ということもありますし。正々堂々とやったらどうかなと思います。東京、日本の、（首都）東京というチームなのに、散々言っているけど、これだけの…。正々堂々とやれていないところがちょっとあったんじゃないかなと。そこについては質問しないでください。以上です。次、頑張ります」

　もちろん逆転の可能性は十分にある。長谷部監督も「２失点目をしなかったことが次のゲームに繋がった」と前向きに捉えており、「チャレンジ精神を全面に出してゴールに向かいたい」と意気込みを示していた。

構成●サッカーダイジェストTV編集部


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