「自信を失う時期もあった」冨安健洋、“サッカー人生で最もタフな一年”を回想「今季はアーセナルでやるって決まったんで。サウジは...」【現地発】

2023年09月06日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「正直、いろんなことを考えました」

昨シーズンは怪我に悩まされた冨安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 現地時間9月9日にドイツ代表、12日にトルコ代表と親善試合を戦う森保ジャパンは5日、前者の会場となるヴォルフスブルクで2日目のトレーニングを実施した。

 練習後、第二次森保ジャパンでは初招集となった冨安健洋が取材に対応。故障に苦しんだ昨シーズンを振り返った。

「難しい一年でしたし、1年・1シーズン、ワールドカップも含めて、アーセナルの方も含めて多分、今までのサッカー人生で一番、タフな一年であったのは間違いない」

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 24歳のマルチDFは「そこからどう戻ってくるかっていうところはケガもそうですし、サッカーの面、(アーセナルは)かなり本当に要求が高いんで、その中で、もちろん自信を失う時期もありましたし、そこは正直、いろんなことを考えました」と明かしている。

「まあでも、もう今シーズンはアーセナルでやるっていうことは決まったんで。(移籍)市場もサウジは開いてますけど(笑)、一応決まったんで、そこはしっかりと要求の高い中で、その要求に応えられるようにやるだけかなというふうには思ってます」

 今シーズンも途中出場が続き、初先発のクリスタル・パレス戦で欧州では自身初の退場と、決して順調とは言えない。それでも、万全のコンディションであれば、日本代表に不可欠な存在だけに、まずはドイツ戦で本領を発揮できるか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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