日本代表と９日にヴォルフスブルクで対戦するドイツ代表は４日、バイエルンのFWトーマス・ミュラーを追加招集すると発表した。

　121キャップを誇る33歳は、昨年のカタール・ワールドカップでも神出鬼没な動きで日本を苦しめた。

　ブンデスリーガでも対戦した遠藤航もかつて、「賢くて、ボールを奪われないポジション取りがうまい。ボールを奪いづらいなぁというイメージのある選手」と評していた。

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　４日のトレーニング後の取材で、DFの板倉滉にミュラーが追加招集された件を伝えると、「入ったんですか？」とまだ情報を知らなかった様子。そのドイツの重鎮については、こう評している。

「やっぱり賢い選手ですし、攻守において走れる選手で、実際に対戦していても、すごく嫌なところに動いてきたなという印象があります」

　負けず嫌いなミュラーは、１－２で逆転負けを喫したカタール・ワールドカップでのリベンジに人一倍燃えているだろう。森保ジャパンにとっては要注意だ。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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