「欧州の選手とは明らかに違いを感じる」10代から海外生活の冨安健洋が適応を語る!「ベルギー時代にすでに慣れていた」

2023年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人は一般的に新しい環境に適応するのが得意だと思う」

チームメイトから愛される冨安。仲の良さが伝わる1枚だ。(C)Getty Images

 冨安健洋がアーセナル公式のインタビューに応じ、異文化への適応について語った。

 24歳の日本代表DFは、2021年夏にボローニャからイングランドの名門に加入。以来、50試合以上に出場するなか、選手同士の関係は「とても良い」と言う。非常にリラックスした状態で日々を過ごしているようだ。

「若い選手が多いし、同年代の選手も多い。僕らはひとつのチームだと実感できる。選手だけでなく、コーチングスタッフもそう。家族のようで、みんな仲が良い。どのチームでもそうだけど、まずは他の選手、国籍や文化の違う選手たちを尊重すること。何を望んでいるのか、性格や個性、自分に何を期待しているのか知る必要がある。そうすれば、相手をより深く知れるから、親密になれる」
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 国際色豊かなアーセナルには、実に18か国の選手がいる。冨安は「僕には大きな違いがある。ヨーロッパの国々やスペインとポルトガルの間は、アジアの国々との差よりは少ないかもしれない」と切り出し、こんな考えを明かした。

「ヨーロッパ出身の他の選手と自分との間には、明らかに違いを感じるよ。でも、イギリスの環境に適応してフィットするのは自分の役目だ。プレーやスケジュール、食事の時間など違う部分はあるけど、ベルギーにいた時にすでに適応に慣れていた。もちろん、イタリアでもプレーしたしね。日本人は一般的に新しい環境に適応するのが得意だと思う。イギリスに来て、それほど難しいとは感じていないよ」

 19歳の若さでベルギーに渡り、海外生活をスタートさせた冨安。異文化での経験値は同世代の中でトップクラスだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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