神戸は９月３日、同日に加入が発表された元スペイン代表MFフアン・マタ、前日に獲得が発表されたハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイの入団会見を京都戦の前に行なった。

　マタは加入の理由を、かつてから日本が気になっていた国だったと説明。

「この国に興味をもってきました。ここにいられることを本当に喜んでいます。旧友のイニエスタだったり、ビジャだったりが活躍してきたここで、プレーできることに喜びを持っています。

　交友関係のあるボージャン、サンペールからもこのクラブのこと、国のことなど良いことを聞きました。早くピッチでプレーできることを、タイトルに向けて達成できるように貢献したいです」
 

　マタは昨季はトルコのガラタサライでプレーしたが、７月に退団を発表。その後に届いた神戸からのオファーには迷いはなかったという。

「昔から、この国に来てみたいという想いがあったのは大きいです。チェルシーでクラブ・ワールドカップでプレーしましたが、あの時は横浜でしたが、良い思い出が残っています。オファーには迷いはなくイニエスタ、ビジャ、フェルメーレン、ポドルスキ、そして素晴らしい日本人選手たちが在籍していたことも大きかったです。タイトル争いをできるのも大きいですし、ワクワクします」

　今季は首位争いを演じている神戸で、マタ、そして先日の試合で重傷を負った齊藤未月に代わる存在として期待されるヴェーチェイが、悲願のリーグ制覇の"ラストピース"になるのか注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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