【リオ五輪】アジア王者・日本に立ちはだかる「世界のビッグタレント10選」。ディバラ、F・アンデルソン、ザネなど逸材がズラリ!

2016年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

初の五輪制覇を目指すセレソンのエースがF・アンデルソンだ。

フェリペ・アンデルソン(MF/ブラジル/ラツィオ) (C) Getty Images

 1月26日のアジア最終予選準決勝でイラクを下し、6大会連続のオリンピック出場を決めた日本U-23代表。8月4日に開幕するリオデジャネイロ五輪では、いかなる強敵が待ち受けているのか。開催国のブラジルをはじめ、ドイツ、アルゼンチンなど現時点で決定している出場国の中から、飛びっきりのビッグタレント10人を独自に選出(オーバーエージ候補は除く)。日本の脅威となりうる逸材たちを、いち早くチェックしよう!
 
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【No.1】
FELIPE ANDERSON
フェリペ・アンデルソン(ブラジル)
◆所属クラブ:ラツィオ
◆生年月日:1993年4月15日
◆身長・体重:175cm・69kg
◆今シーズン成績(セリエA):21試合・5得点
 昨シーズンにセリエAで10得点・8アシストを記録し、一躍ブレイクを果たした大会屈指のビッグタレント。独特のリズムを刻むドリブルで仕掛け、両足から放つ強烈な一撃でゴールを奪うプレーがいわば十八番だ。創造性に豊かなパスや守備意識の高さも魅力で、その才能にはマンチェスター・Uをはじめ多くのメガクラブが注目している。噂される通りネイマールがオーバーエージで五輪に参戦すれば、そのブラジルの至宝とともに、王国にとって悲願の金メダルに向けたキーマンとなるはずだ。
 
【No.2】
Paulo DYBALA
パウロ・ディバラ(アルゼンチン)
◆所属クラブ:ユベントス
◆生年月日:1993年11月15日
◆身長・体重:177cm・69kg
◆今シーズン成績(セリエA):20試合・12得点
 パレルモに所属した14-15シーズンに13得点・10アシストを奪って一気に台頭。今シーズンからユベントスにステップアップを果たし、しかも「カルロス・テベスの後継者」という大役を見事に果たすなど、FW大国アルゼンチンの中でも図抜けた最新鋭だ。急所を抉る正確なパス、クイックネスと技術が融合したドリブル、そして正確なフィニッシュと同胞リオネル・メッシにも通じるレフティーは、昨年10月にA代表デビューを飾り、6月にはコパ・アメリカ・センテナリオも控えるが、A代表と五輪代表の監督を兼任するヘラルド・マルティーノは、U-23世代に関しては五輪優先を示唆している。アテネ五輪のテベス、北京五輪のメッシのように、一気に世界レベルのビッグスターに伸し上がる可能性を秘める。
 

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