日本サッカー協会（JFA）は９月１日、U-23アジアカップ予選に挑むU-22日本代表メンバーを発表。会見で大岩剛監督が選考理由を語った。

　来年夏に開催されるパリ五輪のアジア１次予選にあたるU-23アジアカップ予選。指揮官は大会の位置づけを「パリ・オリンピック出場をかけた大事な公式戦」とし、選んだメンバーについて、こう続けた。

「我々が発足当初から、活動してきた、積み上げてきたことをよく知る選手たちを中心にしました。あとはU-20代表で活躍した選手、Jリーグもしくは海外で活躍している選手を中心に選考しました」
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　日本はグループDでバーレーン、パレスチナ、パキスタンと同組に。９月７日に初戦でパキスタンと相まみえる。大岩監督は「この大会の位置づけや、どう高めていくかよりも、当然、ここには結果が求められるので、それに対してのアプローチも大事になってくる」と結果の重要性を強調した。

「それは私だけじゃなくて、スタッフもそうですし、選手も。まずはそこが第一だと考えているので、高めるというよりも、１試合目の試合に向けて準備をしていく、そして、その試合にスタッフ全員と選手23人で、同じ気持ちで一体感を持って臨むことが大事だと思います。それが２戦目につながり、３戦目につながる。我々が立ち上がることが次につながっていくと思います」

　パリ五輪出場権獲得へ向け、好スタートを切りたいところ。大岩監督は改めて「まずは１試合目のパキスタン戦に全力を注ぎたい」と意気込んだ。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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