日本サッカー協会は８月31日に会見を行ない、ドイツ、トルコと戦う９月の欧州遠征に臨む日本代表メンバーを発表した。怪我が心配された久保建英（レアル・ソシエダ）も名を連ねた。

　22歳のレフティは開幕３戦３分と波に乗り切れないソシエダで、１人気を吐き、３試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに。中心選手として、加入２年目の今季も欠かせない存在となっている。

　そんななか、気になるニュースが飛び込んできた。スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は「クラブが本紙に伝えたところによると、日本人選手は右大腿四頭筋の違和感のために練習場に立たなかったという。今週は、彼の経過を追う必要があるだろう」と報じたのだ。

　それでも深刻なものではないようだ。同紙『MARCA』は「タケ・クボは右大腿四頭筋に軽度の違和感を抱え、予防措置としてピッチに出なかったので、土曜日のグラナダ戦には問題なく出場できるだろう」と伝えた。
【PHOTO】欧州遠征でドイツ・トルコと対戦！親善試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介！

　こうした報道を踏まえ、会見で久保の状態に関する質問が飛ぶと、山本昌邦ナショナルチームダイレクターと共に出席した日本代表の森保一監督は、こう答えた。

「レアル・ソシエダのメディカルスタッフと、連絡を取っています。代表戦でプレーするのは問題ないと報告を受けていますので招集しました。人間の身体なので、今週末の試合であったり、代表戦に向けて、怪我の状態というか、コンディションが良くなければ、それはまた判断していこうと思います」

　９月２日のグラナダ戦で、ソシエダを勝利に導く100％のパフォーマンスを見せ、日本代表戦に弾みをつけたいところだ。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）　

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