PK戦の末に初黒星。トッテナム指揮官ポステコグルー「残念な結果。典型的なカップ戦だった」「難しい夜だったが選手たちは…」

2023年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「メンバー変更を考えれば、全く驚きはない」

トッテナムは開幕4戦目で初黒星。ポステコグルー監督は悔しさを滲ませる。(C)Getty Images

 現地時間8月29日に開催されたリーグカップ2回戦で、トッテナムはフルアムと敵地で対戦。ソン・フンミンやジェームズ・マディソンらをベンチスタートとするなど、メンバーを入れ替えて臨んだなか、オウンゴールで先制を許した後に、リシャルリソンの今シーズン初ゴールで追いつくも、1-1で突入したPK戦の末に敗れた。

 プレミアリーグ開幕3試合で2勝1分と負けなしをキープしていたトッテナムは、アンジェ・ポステコグルー体制で初黒星となった。

 クラブ公式サイトによれば、ポステコグルー監督は「敗退は我々にとって残念な結果だ」と嘆く一方、「スタートはかなりスローだった。メンバー変更を考えれば、全く驚きはない。多くの選手が最近あまりプレーしていなかったからね」と語った。

「粘り強く戦い、キャラクターやパーソナリティを発揮できた点は良かった。自分たちの時間も作ったが、アウェーでプレミアリーグのチームと戦うカップ戦では、そのような瞬間で仕留める必要がある。それができず、残念ながらPK戦で敗れてしまった。決して試合を完全に支配していたわけではなかったし、相手もそうだったとは思わない。典型的なカップ戦だった」
【動画】リシャルリソンの同点弾直前、フルアムDFテテを襲ったまさかのアクシデント
 あまりに悔しい敗退となったが、落ち込んでいる暇はない。中3日でのバーンリー戦(プレミアリーグ第4節)が控える。オーストラリア人指揮官は改めて健闘を称えたうえで、立て直しを誓った。

「難しい夜だったが、選手たちはキャラクターを示した。フットボールに限らず、タフな時に見せるキャラクターやパーソナリティが重要なんだ。あそこで踏ん張れたのは良かった。ドレッシングルームでがっかりしたが、立て直す必要がある。このようなショックを受けても、立ち上がって土曜日にまた頑張らなければならない」

 きっちりと立て直し、今シーズン未勝利の昇格組から確実に勝利を収めたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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