絶品のクロスに、賛辞が贈られた。

　現地時間８月25日に行なわれたラ・リーガの第３節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダが、昇格組のラス・パルマスと敵地で対戦。開幕２試合を１－１で引き分けていたなか、スコアレスドローに終わった。

　ここまで１ゴール・１アシストと好調の久保は、４－３－３の右ウイングでスタメン出場。チームが躍動感を欠くなか、何度か打開するシーンを作り出し、３試合連続のマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

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　なかでも決定的だったのが74分のシーンだ。右サイドから仕掛けて、ピンポイントクロス。走り込んできたマルティン・スビメンディがヘッドで合わせたものの、相手GKのビッグセーブに阻まれた。

　このチャンスメークを、スペイン全国紙の『AS』が「完璧なボールを入れた」と伝えれば、ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は「黄金のパス」と表現。「クボが魔法のランプをこすり、音楽とともにスビメンディにボールを送った」と賞賛した。

　アシストにならなかったものの、ビッグチャンスを創出する見事なプレーだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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