圧巻の2G1A!チェルシーFWスターリングが完全復活へ「もう1度夢中になりたい」「28歳で下降線を辿るわけにはいかない」

2023年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポチェティーノ体制初勝利に大きく貢献

全得点に絡む大活躍を見せたスターリング(手前左から3人目)。(C)Getty Images

 現地時間8月25日に開催されたプレミアリーグ第3節で、チェルシーは昇格組のルートンと本拠地スタンフォード・ブリッジで対戦。3-0で快勝し、マウリシオ・ポチェティーノ体制で初勝利を収めた。

 勝利の立役者となったのが、2ゴール・1アシストで全得点に絡んだラヒーム・スターリングだ。まずは17分に圧巻の個人突破で先制点を叩き出すと、68分に絶妙なワンタッチフィニッシュで追加点を奪取。仕上げは75分、スピード、コントロールともに完璧なクロスでニコラス・ジャクソンのダメ押し点を演出した。

 昨シーズンは12位とチームが散々な結果に終わったなか、マンチェスター・シティから加入した自身も6ゴール・3アシストに留まり、期待を裏切った。それだけに今シーズンに懸ける思いは大きい。クラブ公式サイトによれば、12月に20代最後の誕生日を迎えるイングランド代表FWは、試合後にこう語った。

「フットボールに夢中になっている自分に戻りたい。24時間、フットボールだけでいい。自分のキャリアの中で色々なことがあり、難しく新しい挑戦もした。頭がぼんやりしたりもする。僕はフットボールへの愛情がとても強い。28歳の若さで下降線を辿るわけにはいかないんだ。ここ数年で自分に課した基準を維持し、進み続けなければならない」
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 昨年の開幕と比べ、明らかに良いプレーを見せている。その理由には次のような見解を示した。

「昨シーズンは(プレーする位置が)深すぎて、サイドバックにボールを渡していた。僕らは簡単な会話をしたよ。ポジションは関係ない。ダイナミックでアグレッシブにプレーすればいい。ワイドの時はアグレッシブにボールを持たないと。そのための情熱とハングリー精神は兼ね備えている」

 ポチェティーノ監督の下、復権を目ざすチェルシー。スターリングはエースとして、自身も完全復活なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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