「チームメイトは満足」遠藤航への“過小評価”に有名記者が意見!「ドレッシングルームでも良い関係」

2023年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コミュニケーション面も非常に優れている」

加入発表から1日後のボーンマス戦でデビューを飾った遠藤。(C)Getty Images

 ワールドクラスの面々とも、早々に良好な関係を築いているようだ。

 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、リバプールに移籍した遠藤航は、プレーだけでなくコミュニケーション能力も評価されているという。

 8月18日にシュトゥットガルトからリバプールへの移籍が発表された遠藤は、翌19日のプレミアリーグ第2節ボーンマス戦でデビューを飾った。アレクシス・マカリステルの退場で数的不利の中での投入と、決して簡単な状況ではなかったが、上々のスタートを見せている。

 周知のように、遠藤の移籍は世界の驚きを誘った。リバプールがモイセス・カイセドとロメオ・ラビアの争奪戦でチェルシーに敗れた直後に加え、ブンデスリーガで残留を争っていたクラブの30歳というプロフィールもあって、獲得を疑問視する声も少なくなかった。

 だが、ユルゲン・クロップ監督が信頼を強調したように、リバプール陣営は遠藤の力を信じているようだ。『The Boot Room』によると、ロマーノ記者はポッドキャストで「彼らはエンドウが過小評価されていると信じている。多くの人が、無名やビッグネームじゃないと言っているからだ」と話した。

「だが、彼はキャプテンであり、ブンデスリーガで実績ある選手で、コミュニケーション面も非常に優れている。すでに練習の当初からチームメイトたちがとても満足しており、ナイスガイで、すでにドレッシングルームでも良い関係にあると聞いている」

【画像】遠藤航はアンカーの何番手? リバプールの最新序列
 シュトゥットガルトと日本代表でキャプテンを務めてきた遠藤だけに、リーダーシップや人間関係の構築は確かということか。ピッチ外での評価の高さも、今後の躍進に向けた期待につながる。

 The Boot Roomは、「最も才能ある世界的な選手でも、馴染めなければ新天地で苦戦し得る。だが、エンドウにその問題はなさそうだ」と締めくくった。

「彼はすでにチームメートたちとうまくやっている。そういった環境にして自信を持てば、すでに半分勝ったようなものというときもある。エンドウはリバプールでの成功を目指しており、今季我々に衝撃を与えるかもしれない」

 世界最高峰のプレミアリーグ、それも強豪リバプールで、遠藤は成功を収められるのか。活躍を願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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