「失わずにやり切るクオリティのほうを求めたい」
決勝弾を決めて喜ぶ渡辺。(C)SOCCER DIGEST
[J1第24節]横浜 2-1 FC東京/8月19日/日産スタジアム
横浜F・マリノスは8月19日、J1第24節でFC東京とホームで対戦。12分に永戸勝也のループシュートで先制すると、23分に追いつかれたが、後半アディショナルタイムに渡辺皓太の鮮烈なミドル弾で勝ち越し。2-1で競り勝った。
ドラマチックな勝利の立役者となった渡辺は、ゴールまでやや遠い位置からシュートを放ち、勝点3を手繰り寄せた決勝ゴールを次のように振り返った。
「前半から、あそこの位置で(パスを)受ける場面はあったけど、前半は(相手の)ボランチの選手がしっかりと寄せてきて、打てなかった。あの時間で受けた時に、相手が出てこなかったので、その瞬間に迷わず打てた」
得点直後には、ゴール裏のファン・サポーターのもとに一目散に駆け寄った。その途中にあるスポンサー看板を、ひょいと軽くジャンプして飛び越える。
24歳MFは「やったことがなかったけど、自然とああなるんだなと」照れ笑い。そして、自身の今季2点目に喜びを噛みしめる。
「やっぱりゴールは気持ちいいとも思った。マリノスのために全力を尽くしたいと、毎試合プレーしている。そのなかでサポーターが喜んでくれる姿を見ると、『もっと頑張らないと』と思える。結果に結びついて、サポーターの前で見せられて良かった」
【動画】横浜MF渡辺皓太が90+1分に決めた劇的ミドル
横浜F・マリノスは8月19日、J1第24節でFC東京とホームで対戦。12分に永戸勝也のループシュートで先制すると、23分に追いつかれたが、後半アディショナルタイムに渡辺皓太の鮮烈なミドル弾で勝ち越し。2-1で競り勝った。
ドラマチックな勝利の立役者となった渡辺は、ゴールまでやや遠い位置からシュートを放ち、勝点3を手繰り寄せた決勝ゴールを次のように振り返った。
「前半から、あそこの位置で(パスを)受ける場面はあったけど、前半は(相手の)ボランチの選手がしっかりと寄せてきて、打てなかった。あの時間で受けた時に、相手が出てこなかったので、その瞬間に迷わず打てた」
得点直後には、ゴール裏のファン・サポーターのもとに一目散に駆け寄った。その途中にあるスポンサー看板を、ひょいと軽くジャンプして飛び越える。
24歳MFは「やったことがなかったけど、自然とああなるんだなと」照れ笑い。そして、自身の今季2点目に喜びを噛みしめる。
「やっぱりゴールは気持ちいいとも思った。マリノスのために全力を尽くしたいと、毎試合プレーしている。そのなかでサポーターが喜んでくれる姿を見ると、『もっと頑張らないと』と思える。結果に結びついて、サポーターの前で見せられて良かった」
【動画】横浜MF渡辺皓太が90+1分に決めた劇的ミドル
前半は主導権を握ったが、後半はカウンターやロングボール主体で攻めてくる相手に苦戦した。そのなかで、渡辺は攻守に奮闘。持ち前の豊富な運動量や的確な判断で、決勝弾以外にも多大な貢献を示した。献身的にプレーし、攻撃への意識も保っていたという。
「相手のプレスをはがせている感覚はあった。ボールの失い方が悪い場面が多くて、しっかりと落ち着かせたかったけど。前節から攻撃に厚みを持たせたいと思って、より前で関わりたいとプレーしていて、それが最後の時間帯で、結果に結びついて良かった」
相手のシュートが連続してゴールバーを叩くなど、ピンチが少なくなかった。それでも、リスク管理よりもチームのコンセプトである"アタッキング・フットボール"を貫いた。
「そこ(リスク管理)も課題だけど、やっぱり(ボールを)失わずにやり切るクオリティのほうを求めたいと思っている。失わないくらいのクオリティを示せたら」
今後に向けて、トリコロールの心臓は「今日みたいな苦しい試合が続くと思うけど、1試合1試合、相手に集中して、1日1日、良い準備をして、最後、優勝できたら」と表情を引き締めた。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
【PHOTO】横浜の出場16選手&監督の採点・寸評。渡辺&喜田が中盤を支配。ループ弾の永戸も高評価
「横浜で気になった選手は?」名将グアルディオラは何と答えた?「とてもスピードが速かった」
「マリノスで危険だった選手は?」マンCの英代表ストーンズの回答は?「一日中走っていられる」「もっと高いレベルでプレーできる」
「相手のプレスをはがせている感覚はあった。ボールの失い方が悪い場面が多くて、しっかりと落ち着かせたかったけど。前節から攻撃に厚みを持たせたいと思って、より前で関わりたいとプレーしていて、それが最後の時間帯で、結果に結びついて良かった」
相手のシュートが連続してゴールバーを叩くなど、ピンチが少なくなかった。それでも、リスク管理よりもチームのコンセプトである"アタッキング・フットボール"を貫いた。
「そこ(リスク管理)も課題だけど、やっぱり(ボールを)失わずにやり切るクオリティのほうを求めたいと思っている。失わないくらいのクオリティを示せたら」
今後に向けて、トリコロールの心臓は「今日みたいな苦しい試合が続くと思うけど、1試合1試合、相手に集中して、1日1日、良い準備をして、最後、優勝できたら」と表情を引き締めた。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
【PHOTO】横浜の出場16選手&監督の採点・寸評。渡辺&喜田が中盤を支配。ループ弾の永戸も高評価
「横浜で気になった選手は?」名将グアルディオラは何と答えた?「とてもスピードが速かった」
「マリノスで危険だった選手は?」マンCの英代表ストーンズの回答は?「一日中走っていられる」「もっと高いレベルでプレーできる」