【リオ五輪予選】価値ある先制点を挙げた豊川。得点後に歓喜の舞(?)も「あれは踊りじゃないです」

2016年01月23日 サッカーダイジェスト編集部

「自分の中では、けっこうシビれる感じでした」(豊川)

巧みなポジショニングから正確なヘッドで先制点を突き刺した豊川。追加招集で呼ばれた男が大仕事をやってのけた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 一進一退の攻防が続くスリリングな試合展開において、0-0で迎えたイラン戦の延長前半に値千金の決勝点を奪ってみせる。途中出場から大仕事をやってのけ、ベスト4進出の立役者となった豊川雄太のコメントをお届けする。

【リオ五輪予選PHOTOダイジェスト】日本 3-0 イラン
 
豊川雄太(岡山/FW)
 
――見事な先制点でした。
 
 ヘディングは得意ですし、DFとの駆け引きに勝って、(室屋)成のボールもすごく良かった。すべてイメージ通りです。
 
――どのような駆け引きを?
 
 普通に競り合っても勝てないだろうから、2CBの間にポジションを取って、それで、どフリーな感じになりました。
 
――得点後になにか踊っていたように見えましたけど?
 
 いや、あれは踊りじゃないです。意味が分からんようになってしまって。自分の中では、けっこうシビれる感じでした。
 
――交代で入る時、監督からはどんな指示がありましたか?
 
「試合を決めてくれ」という感じでした。
 
――緊張はしましたか?
 
 しましたね。今までにないプレッシャーを感じていました。緊張しないでおこうと考えていましたけど、やっぱり緊張しました。
 
――イランの選手は疲れているなという感触はありましたか?
 
 そうですね、身体も強かったですし。それ以上に、日本の選手が頑張ってくれていて、どうしてもなにかしら助けてあげたいという気持ちでした。
 
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