「カマダは天を仰いで絶望し、謝った」鎌田大地の“大げさなリアクション”に伊紙注目!「100%を出そうという意欲の表われ」

2023年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボレーシュートで初ゴール

鎌田のジェスチャーが注目を集めた。(C)Getty Images

 意識の高さは随所に垣間見えるものだ。地元紙も期待を寄せている。

 ラツィオに加入した日本代表の鎌田大地は8月13日、ラティーナとの親善試合で先発デビューを果たすと、後半に初ゴールもマーク。9-0の大勝に華を添えた。

 移籍したセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの代役としてインサイドハーフでの活躍が求められている鎌田。相手ボックスに飛び込んでのボレーシュートは、期待感を高めるに十分な一発だった。

 ただ、『Corriere dello Sport』紙は、目に留まりやすいゴールシーン以外でも、鎌田という選手の気質がうかがえる場面があったと報じている。

 ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は、同紙の報道として、「できるだけのカバーをし、非常に集中したところを見せて良い試合をしたが、何よりも彼はミスがごくわずかだった。ほとんどなかった」と伝えている。

【動画】圧巻の左足ボレー!鎌田がデビュー戦で決めた移籍後初ゴール
「ミスがあったのは45分。ボールコントロールが悪く、相手に奪われてしまったときだ。背番号6は相手を追いかけ、奪還しようとしたが及ばなかった」

「すると、カマダは天を仰いで絶望し、あからさまに謝った。おそらくは大げさでもあるリアクションだが、彼という選手のクオリティと、胸のワシ(ラツィオのシンボル)とともに100%を出そうという意欲に関する明確な表われでもある」

 まだ言葉の壁もある新しい環境に挑戦するうえで、精力的に献身する姿勢は、信頼をつかむためにも重要だ。鎌田の意識の高さが評価につながったのは好ましい。

 ラツィオは20日のセリエA開幕戦でレッチェと対戦する。加入時期から調整の出遅れは避けられないが、ラティーナ戦同様にマウリツィオ・サッリ監督から機会を与えられ、活躍できるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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