2戦連続先発落ちの旗手怜央、カイセドを失ったブライトンへの移籍はあるのか。英紙が見解「答えは出ている」

2023年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「カイセドのチェルシー移籍で騒ぎが大きくなっている」

(C)Getty Images

 周辺が騒がしくなっているのがセルティックのMF旗手怜央だ。

 昨シーズンは、同僚の古橋亨梧が受賞したスコットランドリーグの年間最優秀選手賞にノミネートされるなど主軸として活躍した25歳は、しかしブレンダン・ロジャース体制となった今季、開幕から2試合連続でスタメンを外れている。

 そのタイミングで、以前より旗手への関心が囁かれているブライトンは、モイセス・カイセドがチェルシーへ移籍。その後釜として日本代表戦士の名前が挙がっているのだ。

 そんななか、スコットランドを拠点とする英国紙『Daily Record』は「レオ・ハタテのセルティックからブライトンへの移籍話は、カイセドの2000万ポンドの後継者が重要なボックスをチェックしているため、すでに答えが出ている」と題した記事を掲載。次のように綴った。

「このMFのアメックス・スタジアムへの移籍は何か月間も取り沙汰されてきたが、カイセドのチェルシー移籍決定で騒ぎが大きくなっている」

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 同紙は、「ハタテはくだらない話だと言い続けるだろうが、スコットランドを離れた場合、将来的にイングランドのプレミアリーグに移籍することを夢見ていると認めた。ロジャース監督は、デイビッド・ターンブルにスタメンのチャンスを与え、日本代表に対して、今シーズンは先発の座を争わなければならないと語った。ブライトンはハタテをカイセドの代役として検討していると報じられている」と続けている。

 そのうえで、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、開幕節のルートン戦後に、「(カイセドと)同じ特徴と重要性を持ったもう一人のミッドフィールダーが必要だ」と発言した点に注目。「デ・ゼルビは後釜についてすでに決断を下しているようだ。ハタテのプロフィールには合わない」として、リールに所属する19歳のカメルーン代表カルロス・バレバが最有力候補で、すでに交渉中だと伝えている。

「フランスでは、デ・ゼルビのプロフィールにより明確に合致する守備的MFの獲得に2000万ポンド程度の移籍金を払うとされている。そしてセルティックのファンは、ハタテのシーガルズ移籍をめぐる騒動に終止符を打つため、契約が成立するのを期待しているだろう」

 川崎フロンターレで同僚だった同級生の三笘薫と旗手がブライトンで共闘するとなれば、日本のファンにとっては興味深い。だが、その可能性は高くないのかもかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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