「試合になっていない」「恥ずかしい」ドロー発進のバルサ、指揮官シャビは判定に怒り!敵将は反論「勝てなかった言い訳。敬意を欠く」

2023年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みんながサッカーを見たくなくなる」

ヘタフェ戦後に不満を訴えたシャビ監督。(C)Getty Images

 連覇に向けて最高のスタートにはならなかった。

 バルセロナは8月13日、ラ・リーガ開幕戦でヘタフェと敵地で0-0と引き分けた。シャビ監督は試合後、判定への不満をあらわにしている。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、指揮官は「みんながサッカーを見たくなくなるのは普通だ。これじゃほとんど試合になっていない」と怒りを露にした。

「これがリーグの商品だというなら、恥ずかしい。まったくもって恥ずかしいことだ。それが今夜のメッセージだよ。みんなが見たはずだ。言わなければいけない。黙り続けているべきじゃない」

「主審はあらゆることを許した。最初の機会で私を退席にし、ガビのハンドをでっち上げた。時間(稼ぎ)は恥ずべきものだった。時計を止めるべきだったんだ。これじゃバカげているからね」
 
 相手への肘うちでラフィーニャが退場となったことについても、シャビは「様々なことの積み重ねだ」と、それまでのレフェリングに問題があったと主張している。
【動画】シャビは判定に憤慨! バルサFWラフィーニャが暴力行為で退場

「審判団はいくつかのことを許して、だが我々のことは許さなかった。彼らは時間稼ぎをし、プレーを中断させていた。それが彼らの試合だ。普通だ」

「責任は審判団にある。私からすればあんまりだ。我々は冷静を欠き、ラフィーニャはミスをしてしまった。だが、それはそれまでに起きたたくさんのことによるものだ」

 いずれにしても、白星を挙げられなかった事実は変わらない。シャビは「あらゆるかたちでトライしたが、得点できなかった」と悔しがっている。

「勝利にふさわしかったと思うが、足りなかった。残念だ。1ポイントは十分じゃないが、我々にとってとても難しい試合だった」

 一方、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は「シャビがそうやって言うのはリーグのためにならないと思う。彼のコメントはあのスカッドで試合に勝てなかったことを正当化するためだと思う」と反論した。

「彼は審判団を責めたが、私は同意しない。我々が恩恵を受けたとは思わない。我々の方がイエローカードを出されており、(ラフィーニャが)試合で最も暴力的な瞬間だった。相手のプレーの仕方で勝点を落としたことを正当化する方法だ。敬意を欠いている」

 開幕からいきなり遺恨となった一戦。バルセロナとヘタフェの今シーズンに、この試合はどう影響するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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