新生チェルシー対クロップ9年目のリバプールは1-1ドロー。2点目はともにオフサイドで取り消される。サラーは記録を伸ばせず

2023年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

サラーは交代に不満を露わにしながらピッチを後に

マッチアップしたチェルシーのコルウィル(左)とリバプールのサラー(右)。(C)Getty Images

 現地時間8月13日に開催されたプレミアリーグ第1節で、ポチェティーノを新監督に迎えたチェルシーと、クロップ体制9年目に突入したリバプールが、前者の本拠地で激突した。

 リバプールは12分にカウンターから、サラーが利き足とは逆の右足を振り抜くも、クロスバーに嫌われる。それでも、迎えた18分に幸先よく先制点を奪う。新戦力マカリステルの縦パスを収めたサラーが、中央へ絶妙なラストパス。走り込んだディアスが滑り込みながら、上手く左足で流し込んだ。

 勢いに乗るアウェーチームは、29分にサラーが抜け出し、難なくフィニッシュ。絶対エースの7シーズン連続開幕弾と思われたが、VARチェックの末にオフサイドを取られ、得点は認められない。

 チェルシーは反撃を続けるなか、37分にCKの流れから、モナコから加入したディサジが押し込み、同点に追いつく。これで息を吹き返すと、そのわずか2分後にもチルウェルがネットを揺らすが、オフサイドでノーゴールとなる。
【画像】「評価が割れそう」「かなりクール」など賛否。リバプールのサードユニ
 1-1で折り返すと、66分にリバプールが2枚替えを敢行。ジョッタとガクポに代え、ヌニェスとジョーンズを送り込む。さらに77分にはサラーとディアスも下げ、エリオットと17歳のドークを投入する。連続得点記録が途絶えたサラーは、交代に不満を露わにしながらピッチを後にした。

 その後も両軍ともに決定的なチャンスは作れず。88分にはマカリステルがブライトン時代のチームメイト、GKサンチェスのパスをカットし、リバプールがビッグチャンスになりかけるが、シュートまでは持ち込めない。

 注目のビッグマッチは、このまま1-1でタイムアップを迎えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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