「自分の中では悔いのない大会でした」結果はベスト8敗退も、なでしこ田中美南は胸を張る!「本当にこのチームが誇り」

2023年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マイナスな過去のことよりも、未来に目を向けて」

なでしこジャパンの田中美が女子W杯を振り返った。(C)Getty Images

 なでしこジャパンのFW田中美南が、ベスト8に終わった女子ワールドカップを振り返った。

 日本は8月11日、女子Wの準々決勝でスウェーデンと対戦し、1-2の敗戦。2点をリードされる展開となり、87分に途中出場の林穂之香が1点を返すも、最後まで追いつけず。無念の敗退となった。

 田中美は試合後、今大会を振り返り、悔しさを露わにしつつも「悔いはない」と語った。
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「本当にみんなが出し切った。メンタル面でも、チームを鼓舞したり、仲間を意識したり、プレーでもそうですし、みんなが持っているものを出し切った。だからこそ、絶対にベスト4へ行きたかった。本当にこのチームが誇りで、チームの一員でいられて、本当に幸せです。

 もっと何か、自分たちでできることがあったのかなとは思うんですけど、でも今はそれが思いつかないぐらい、みんなが本当に出し切った大会。悔しいし、このチームで1日でも長くやりたかったんですけど、自分の中では悔いのない大会でした」

 重要なのは結果。しかし、仲間たちと紡いできたここまでの道のりにも価値がある。

「チームが発表されてから今まで、みんな一人ひとりがやりきったなかでの結果。本当に全力を尽くした大会だった」と胸を張ったストライカーは、「自分たち自身、もっとこれから成長していかなければいけない。マイナスな過去のことよりも、未来に目を向けていきたい」と先を見据えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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