「嬉しい驚き。もっと苦戦するかと」→「終盤は大混乱。日本は勝ちにきた」スウェーデンのレジェンドOGもなでしこJの猛反撃に驚嘆!

2023年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今大会のスウェーデンで最高の前半だった」

87分に林(右)のゴールで追い上げたなでしこジャパンだったが...。(C)Getty Images

 8月11日に開催された女子ワールドカップの準々決勝で、なでしこジャパンは難敵スウェーデンと対戦。1-2で敗れた。

 ここまで4連勝の日本だったが、序盤から大苦戦。32分に先制を許すと、51分にもPKを決められ、リードを広げられる。

 ただ、ここから猛反撃を見せ、75分に植木理子が倒されてPKを獲得するも、その植木が失敗。87分に途中出場の林穂之香のゴールで1点を返し、その後も攻め立てたが、あと1点を奪えなかった。

 スウェーデンメディア『STV』で、この一戦の解説を務めた元スウェーデン女子代表のレジェンドDF、ハンナ・マークランド氏は、快勝ムードの途中までは次のようにコメントしていた。

「嬉しい驚きだ。日本のパスゲームと機動力で、スウェーデンはもっと苦戦するだろうと思っていた。低い位置で、防御しなければならないと」

「今大会のスウェーデンで最高の前半だった。良いポジションを取れる守備は上手いし、ボールを奪ったところではプレッシャーをかけるプレーも上手い。日本は普段、自信を持ってボールを持っているが、自信なさげだった」

【動画】なでしこジャパン、反撃の1点
 ただ、日本が盛り返してきた70分過ぎには、「日本は良くっており、そうする必要がある。スウェーデンはこれまで優勢だった競り合いやデュエルに勝ち続けることが重要だ。スウェーデンが対処するには、この交代選手のエネルギーが必要だ。日本には失うものは何もない」と指摘した。

 そして、なんとか逃げ切った試合終了後には、こうまとめている。

「スウェーデンは良いパフォーマンスだった。プレスとディフェンスが優れており、多くのデュエルに勝利している。いつものパスゲームとより深いパスゲームを見られた。しかし、試合終盤は大混乱となり、日本は勝ちにきた。しかしスウェーデンは抵抗した!」

 マークランド氏のコメントからも、劇的に変わった試合内容が窺える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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