「日本は決勝まで勝ち進んでほしい」「クオリティはとてつもない」元NZ女子代表FWがなでしこJを絶賛!「エゴがまったくないかのよう」

2023年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最も予測不能でエキサイティングなW杯」

4連勝で快進撃を続けるなでしこジャパン。(C)Getty Images

 オーストラリアとニュージーランドで開催中の女子ワールドカップ(W杯)は、新たな時代のターニングポイントになるかもしれないと言われている。優勝候補とも言われたドイツやカナダ、ブラジルがグループステージで、最多優勝を誇るアメリカがベスト16で姿を消したからだ。

 初進出の2チームを含め、勝ち残ったベスト8のうち、優勝経験があるのは日本のみ。これまでの4試合で14得点、1失点の4連勝を飾ってきた2011年大会の覇者をタイトル候補に挙げる声も少なくない。

 元ニュージーランド代表FWで母国メディアのコメンテーターでもあるロージー・ホワイトは、『Stuff』のコラムで「最も予測不能でエキサイティングなW杯を締めくくるのが、日本対オーストラリアの決勝となることを願っている」と綴った。

「ベスト8に優勝経験国が1チームしかいないなど、誰も夢にも思わなかっただろう。ベスト8に勝ち残ったアメリカ大陸のチームがコロンビアだけなど、誰も予想していなかった。この素晴らしいW杯ではどんなことも起こり得る。そしてそれが実際に起きた」

「サッカーのクオリティやドラマ性、アップセットは、女子サッカーと女子スポーツ全般が上り調子という方向性を非常に明確に証明した大会の象徴だ。出場国が32チームに増えたことで、クオリティの低下や大差の試合が増えることを懸念する声もあった。だが、より多くの国がより高い競争性で戦っており、まったくそのようになっていない」

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 さらに、ホワイトは「日本には決勝まで勝ち進んでほしい。チームのクオリティはとてつもない。タナカ、ミヤザワ、ウエキの前線3人は本当に危険だ」と、池田太監督率いるなでしこジャパンに賛辞を寄せている。

「日本はほぼ全選手が出場しているが、誰がピッチに立ってもまったく同じようにプレーする。とてもよく組織されており、全員が各々の役割と責任を理解している。個々の選手もすごく素晴らしいが、チームとしてプレーしている。エゴがまったくないかのよう。全員が同じ仕事をするためにいる」

 日本は準々決勝が始まる8月11日にスウェーデンと対戦する。ホワイトは日本の勝利を予想した。快進撃を続けるなでしこジャパンは、2大会ぶりの4強に駒を進めることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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