日本vsスウェーデン戦は今日16時30分のキックオフ
なでしこジャパンへの印象を詳細に明かしたエリクソン。地元メディアはチーム随一の“スカウトウーマン”と評する。(C)AFLO
金曜日に行なわれる女子ワールドカップ準々決勝で、日本と対戦するスウェーデン女子代表の名DFが前日会見に臨んだ。
バイエルン・ミュンヘンに所属するマグダレーナ・エリクソンは「日本とスペインの試合をライブ観戦できたのはとても貴重だった。」とコメント。スウェーデン紙『Aaftonbladet』は「チーム随一のスカウティング能力を誇るエリクソンの分析をチェックしよう」と記し、29歳CBの言葉を紹介している。
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ちょうどチームがオフだった日に、ペーター・ゲルハルドション監督や数人のチームメイトとともに、エリクソンは日本が4-0の大勝を収めたスペイン戦をスタンド観戦した。日本とスウェーデンが対峙した直近のゲームは、2021年東京五輪の準々決勝だ。日本が1-3で敗れ去った一戦だが、そのゲームのピッチにも立っていたエリクソンは「オリンピックの日本とはまるで違う」と強調。そのうえで、池田太監督が率いる現なでしこジャパンへのインプレッションを次のように明かしている。
「大会が進めば進むほど、対戦相手の試合をたくさん観れるというアドバンテージがある。私はすでに、日本に対してすごく良いイメージを持っています。日本とスペインの試合をライブ観戦できたのはとても貴重でしたね。ボールがない場所で日本の選手たちがどれだけ活発に動いているのかが分かった。で、特定の動きや走りに捕らわれてはいけない。次から次へと後方から飛び出してくるなど、新たな動きを重ねてくるからです」
さらに"目利きのDF"は「何よりも感銘を受けたのは、戦法を柔軟に変えられるところ」と指摘し、「スペイン戦では自陣に引いたところから素晴らしいカウンターを展開していた。でも別のゲームでは、卓越したコンビネーションで対戦相手を圧倒していた。すごく多面性があるチームです。そこは私たちとも似ている」と評した。
そして、東京五輪のチームよりもスケールアップしていると語る。
「(五輪の時よりも)細部がかなり研ぎ澄まされていると感じる。例えば深くラインを引いた時のディフェンスと、そこから繰り出すカウンター。当時はそれほどはっきり見えていなかっただけかもしれないけど、今は明確にそう言えます」
バイエルン・ミュンヘンに所属するマグダレーナ・エリクソンは「日本とスペインの試合をライブ観戦できたのはとても貴重だった。」とコメント。スウェーデン紙『Aaftonbladet』は「チーム随一のスカウティング能力を誇るエリクソンの分析をチェックしよう」と記し、29歳CBの言葉を紹介している。
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ちょうどチームがオフだった日に、ペーター・ゲルハルドション監督や数人のチームメイトとともに、エリクソンは日本が4-0の大勝を収めたスペイン戦をスタンド観戦した。日本とスウェーデンが対峙した直近のゲームは、2021年東京五輪の準々決勝だ。日本が1-3で敗れ去った一戦だが、そのゲームのピッチにも立っていたエリクソンは「オリンピックの日本とはまるで違う」と強調。そのうえで、池田太監督が率いる現なでしこジャパンへのインプレッションを次のように明かしている。
「大会が進めば進むほど、対戦相手の試合をたくさん観れるというアドバンテージがある。私はすでに、日本に対してすごく良いイメージを持っています。日本とスペインの試合をライブ観戦できたのはとても貴重でしたね。ボールがない場所で日本の選手たちがどれだけ活発に動いているのかが分かった。で、特定の動きや走りに捕らわれてはいけない。次から次へと後方から飛び出してくるなど、新たな動きを重ねてくるからです」
さらに"目利きのDF"は「何よりも感銘を受けたのは、戦法を柔軟に変えられるところ」と指摘し、「スペイン戦では自陣に引いたところから素晴らしいカウンターを展開していた。でも別のゲームでは、卓越したコンビネーションで対戦相手を圧倒していた。すごく多面性があるチームです。そこは私たちとも似ている」と評した。
そして、東京五輪のチームよりもスケールアップしていると語る。
「(五輪の時よりも)細部がかなり研ぎ澄まされていると感じる。例えば深くラインを引いた時のディフェンスと、そこから繰り出すカウンター。当時はそれほどはっきり見えていなかっただけかもしれないけど、今は明確にそう言えます」
東京五輪時の日本はボールキープを重視しながら相手の体力を消耗させていたが、今大会ではそれに加えてもっと直線的で迅速にゴールに向かってくるようになった、とエリクセンは苦笑する。「彼女たちは信じられないほど巧みで、ゲームの次元を上げてきた。私たちに求められるのは、日本がボールをキープしようが、直線的にゴールを狙ってこようが、どちらでも対応できるように準備しておくことです」と付け加えた。
はたしてエリクソンが警戒を強めるように、池田ジャパンは90分間を通してさまざまな顔を見せてスウェーデンを攻略するのか。それとも平均身長で7センチ上を行くスウェーデンが持ち前のパワーと自慢のセットプレーを駆使し、日本を撃破するのか。
エリクソンは会見で、ここまで5得点で大会得点ランキングの首位を走る宮澤ひなたへの対応策を問われ、次のように答えて一蹴した。
「ひとりの選手にフォーカスするのではなく、日本はチーム全体として捉えなければいけない。それこそがまさに脅威だからです」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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はたしてエリクソンが警戒を強めるように、池田ジャパンは90分間を通してさまざまな顔を見せてスウェーデンを攻略するのか。それとも平均身長で7センチ上を行くスウェーデンが持ち前のパワーと自慢のセットプレーを駆使し、日本を撃破するのか。
エリクソンは会見で、ここまで5得点で大会得点ランキングの首位を走る宮澤ひなたへの対応策を問われ、次のように答えて一蹴した。
「ひとりの選手にフォーカスするのではなく、日本はチーム全体として捉えなければいけない。それこそがまさに脅威だからです」
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