女子ワールドカップでベスト８に進出したなでしこジャパンは、８月11日に開催される準々決勝でFIFAランク３位の強豪スウェーデンと対戦する。

　その北欧の雄はラウンド16で優勝候補筆頭のアメリカと激突。０－０で突入したPK戦を５－４で制して勝ち上がってきた。

　スウェーデンの『Expressen』紙は、その後のトレーニングで日本がPKの練習をしたのに着目。「スウェーデン対アメリカの衝撃を受けて日本がパニック。『間違いだ』」と題した記事を掲載し、「スウェーデンはアメリカとのPK戦で劇的な勝利を収めた。それは日本陣営に反響を呼んだ」と伝えた。

「スウェーデンのPK勝利から２日後、日本代表はトレーニングの最後の部分をPK戦に充てた。ワールドカップ期間中、このチームがペナルティの練習を行なったのは、少なくともメディアの取材が許可された中では初めてだった」

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　記事は、スウェーデンのピーター・ゲルハルトソン監督がアメリカ戦の前日に「スウェーデンはPK戦の練習をしない」と語ったコメントを紹介し、「PKのトレーニングするのは不可能だと考えていると明言した」と綴った。

　そして、「金曜日にPK戦に持ち込まれた場合、スウェーデンが心理的に有利になるとゲルハルトソン監督は考えている」とし、指揮官のコメントを紹介している。

「（アメリカ戦で）PK戦に関わった人は、経験がある。それは我々にとって良いことだと思うし、そういうように受け止めるようにしてきた。事が起こる前に、話すことができる。PK戦を経験したのは、間違いなく我々にとってアドバンテージになると思う」

　同メディアは、PK戦の練習は意味がなく、実戦こそものを言うと主張しているが、果たして...。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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