「ひなたを使おうっていう意識がある」
ベスト8進出のなでしこジャパン。攻守両面で確かな進化を遂げている。(C)Getty Images
ここまでの4試合を終えて、計14得点、失点はわずか1。女子ワールドカップを戦う、なでしこジャパンは、盤石の強さでベスト8に進出した。
勝ち進んでいくなかで、長谷川唯はチームの進化を感じている。
まずは攻撃面。グループステージ第3節のスペイン戦や、ラウンド16のノルウェー戦では、鮮やかなカウンターからゴールを奪っている。不動のボランチは「自分たちもまず、ビックリなところ(笑)」とし、こう続ける。
「特にスペイン戦で、なかなか今までにない形というか、日本ができなかった形が出てきた。もちろん、(宮澤)ひなたがいるからというのは、ひとつありますけど。スピードがある選手がいないと、なかなか難しいなかで、そこに対して、今みんなが自信を持ってできているのが大きい」
これまでの日本は、「ボールを失わないようにキープするっていうところが、今までは多かった」。だが、現状は快足自慢の宮澤が好調で、「ひなたがいることで、そこを使おうっていう意識がある」と長谷川は明かす。
その宮澤はスペイン戦で2ゴール。植木理子のチーム2点目でも起点になっている。
「あのスペイン戦がなかったら、自分たちですら、それ(カウンター)が強みっていうのも分からないまま来てたかなというのは思いますし、新しい気づきでもあった。これでいけるんだっていうところは正直あって。これもあると、やっぱりいろんな意味で、これから楽になるなとすごく感じています」
【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー
勝ち進んでいくなかで、長谷川唯はチームの進化を感じている。
まずは攻撃面。グループステージ第3節のスペイン戦や、ラウンド16のノルウェー戦では、鮮やかなカウンターからゴールを奪っている。不動のボランチは「自分たちもまず、ビックリなところ(笑)」とし、こう続ける。
「特にスペイン戦で、なかなか今までにない形というか、日本ができなかった形が出てきた。もちろん、(宮澤)ひなたがいるからというのは、ひとつありますけど。スピードがある選手がいないと、なかなか難しいなかで、そこに対して、今みんなが自信を持ってできているのが大きい」
これまでの日本は、「ボールを失わないようにキープするっていうところが、今までは多かった」。だが、現状は快足自慢の宮澤が好調で、「ひなたがいることで、そこを使おうっていう意識がある」と長谷川は明かす。
その宮澤はスペイン戦で2ゴール。植木理子のチーム2点目でも起点になっている。
「あのスペイン戦がなかったら、自分たちですら、それ(カウンター)が強みっていうのも分からないまま来てたかなというのは思いますし、新しい気づきでもあった。これでいけるんだっていうところは正直あって。これもあると、やっぱりいろんな意味で、これから楽になるなとすごく感じています」
【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー
守備面でも確かな手応えがある。
「今、5バックみたいな形にしていて、ちょっと引く形が多いと思うんですけど、それのほうが守りやすい。リスクをおかしていないというのもあるんですけど、これでここまでできるんだなっていうところも、正直、今大会の気づきでもあります」
選手個々が絶妙な距離感でブロックを組み、相手の攻撃をはね返す。奪ったボールをシンプルかつスピーディに前線へ運び、仕留める。長谷川は「自分たちができるんだっていう気づきが多いことが、本当に今、プラスに働いているんじゃないかなと思います」とチームの充実ぶりを語る。
4強入りをかけた大一番の相手は、2連覇中のアメリカを下したスウェーデン。2年前の東京五輪でも準々決勝で対峙し、1-3で敗れている。攻守両面で迷いなく戦えている日本。リベンジを果たしたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
なでしこ長谷川唯、次戦相手スウェーデンをどう見る? 「オリンピックの時もやられたのが...」
「作り甲斐があります」なでしこJの胃袋を支える西&中原シェフ。カレーを取りやめ、鍋料理提供。心配りに選手たちからも歓喜の声
「優勝したみたい」なでしこJ対戦のスウェーデン女子、ロッカールームでのハイテンションぶりが話題!「パーティーしてる!」「アメリカ側も見せてくれ」
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