女子ワールドカップのグループステージ最終戦で、強豪スペインを４－０と圧倒したなでしこジャパン。ベスト８を懸けた決勝トーナメント１回戦で戦う次なる相手は、グループＡを２位通過してきた古豪ノルウェーだ。

　ノルウェーの公共放送『NrK』は、ショッキングな日本vsスペイン戦の結末を受けて、女子代表チームのヘーゲ・リーセ監督のコメントを紹介。54歳の指揮官は「私たちはホテルで観戦しました」と明かし、「とにかく日本のペースと効率性の良さに感服しました。ボールポゼッションで支配するスペインに対して、５－４－１システムを敷く戦術を見事ハメ込むことに成功。ダイレクトで効果的なカウンターが実に印象的でした」と褒め称えた。

　そのうえでリーセ監督は「ただ私たちと戦うときはまた違ったゲーム展開になるでしょうね」と予測している。
 

　今大会のノルウェーはグループＡでスイス、ニュージーランド、フィリピンと同居。ニュージーランド戦（０－１で敗戦）、スイス戦（０－０の引き分け）と苦戦を強いられ、最後のフィリピン戦で６－０の大勝。１勝１分け１敗の勝点４でニュージーランドと並んだが、得失点差で上回ってなんとか２位に滑り込み、ベスト16進出を決めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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