なでしこジャパンは７月31日、女子ワールドカップのグループステージ第３戦でスペインと対戦し、４－０の完勝。開幕３連勝でグループC首位通過を決めた。

　立ち上がりからボールを握られる展開も、12分に速攻から宮澤ひなたのゴールで先制。さらに29分に植木理子、40分に再び宮澤がネットを揺らし、前半だけで３点をリードする。これだけでは止まらず。82分には、田中美南が見事なコントロールシュートでダメ押し弾を挙げ、ヨーロッパの強豪を相手に白星を手にした。

　チームの２点目もお膳立てし、２ゴール・１アシストと躍動した宮澤は、試合後のフラッシュインタビューで手応えを示しつつ、喜びを露わにした。

「本当に耐える時間が多い試合だったんですけど、みんなでしっかり守って最後、勝って笑って終われたのはすごい嬉しいです」
【動画】宮澤がスペイン相手に圧巻２発

　また宮澤は、これで今大会４ゴールとし、得点ランキング単独トップに。23歳のMFは「本当にみんなのおかげで取れた点だと思う。これから、こういう１点がすごく大事なゲームになってくると思うので、しっかりまたチャンスを決めきれるように頑張っていきたい」と語った。

　日本の次戦は８月５日に行なわれ、ラウンド16でノルウェーと対戦。宮澤は「本当に全勝でグループステージを突破できたのはすごい嬉しい。チームとしても良いモチベーションで次に迎えると思うので、しっかり良い準備をしてまた次の試合も絶対に勝ちたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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