初めての交渉直後に、富山に足を運び視察。
チームに合流する10日前に行なった三浦監督インタビュー。「富山の人たちを笑顔に」と、抱負を語った。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)
――12月26日に2シーズンぶりに富山でJリーグ復帰を果たすことになります。現在の心境はいかがですか?(インタビューは、チームに合流する前の1月5日に行なった)
まずは富山のために力を尽くしたいという気持ちです。富山県は、県民の幸福度ランキングで毎年ベスト3に入る県だということを、今回この話を受けて初めて知ったんですが、それとは別にサッカーで県民の皆さんを幸せに、笑顔にしたいと思っています。
――12月に新しく就任した黒部光昭強化部長からは、どういった言葉で期待を寄せられたのでしょう?
言葉というよりも、2週間前に就任した黒部強化部長が、変な言い方ですが、僕を見つけてくれて、「どうしてもやってほしい」と言ってくれた。その想いというものに対して、応えてあげたかったし、応えるべきだと感じたんです。実際、会って話をした時に、強化部長の強い意志に、そういう気持ちが芽生えたのは確かですね。
――カターレ富山というクラブについてはどんな印象を持っていましたか?
今までは対戦してきたイメージしかなかったし、正直そこまでこのクラブのことを意識したことはなかったので、先月に初めてオファーをいただいた翌日、実際に富山に行ってみたんです。その時すでにOKの返事はしていてどんな環境であっても引き受ける決心はついていたものの、あまりにも富山のことを知らな過ぎたので、純粋に知りたいと思って行ったわけです。
足を運んでみると、やはり大きな支援を得たクラブで、市民、県民そして地元の企業に支えられているチームであることを強く感じました。環境としても、芝生のグラウンドが二面あって、補助グラウンド、人工芝グラウンドがあって、選手寮も付設されたクラブハウスもある。さらにドームの室内練習場もふたつあるから、雪が降っても練習はできる。
ハード面に関しては、他のクラブが羨むくらいに充実しているし、練習はハードにやっていくつもりなので、こういう環境があれば、現状を変えられる可能性は大きいと思っています。でも、正直焦りはありません。のんびりなところに9か月間いたからかもしれないけど(笑)。
――それは昨年、タイで指揮を執られたことを指しているわけですね。三浦監督が異国の環境で監督をして得たモノとは?
やっぱり文化や習慣が異なっても、人と人、人間と人間が感じ合って、喜びであったり、感動といったものが生まれていく。そうしたことを純粋に感じられた時間でした。そういう意味では、富山の人たちにひとりでも多く、カターレのサッカーを見て幸せを感じてもらいたい。喜びや感動、幸せを感じてもらえるような関係を築ければと思っています。
まずは富山のために力を尽くしたいという気持ちです。富山県は、県民の幸福度ランキングで毎年ベスト3に入る県だということを、今回この話を受けて初めて知ったんですが、それとは別にサッカーで県民の皆さんを幸せに、笑顔にしたいと思っています。
――12月に新しく就任した黒部光昭強化部長からは、どういった言葉で期待を寄せられたのでしょう?
言葉というよりも、2週間前に就任した黒部強化部長が、変な言い方ですが、僕を見つけてくれて、「どうしてもやってほしい」と言ってくれた。その想いというものに対して、応えてあげたかったし、応えるべきだと感じたんです。実際、会って話をした時に、強化部長の強い意志に、そういう気持ちが芽生えたのは確かですね。
――カターレ富山というクラブについてはどんな印象を持っていましたか?
今までは対戦してきたイメージしかなかったし、正直そこまでこのクラブのことを意識したことはなかったので、先月に初めてオファーをいただいた翌日、実際に富山に行ってみたんです。その時すでにOKの返事はしていてどんな環境であっても引き受ける決心はついていたものの、あまりにも富山のことを知らな過ぎたので、純粋に知りたいと思って行ったわけです。
足を運んでみると、やはり大きな支援を得たクラブで、市民、県民そして地元の企業に支えられているチームであることを強く感じました。環境としても、芝生のグラウンドが二面あって、補助グラウンド、人工芝グラウンドがあって、選手寮も付設されたクラブハウスもある。さらにドームの室内練習場もふたつあるから、雪が降っても練習はできる。
ハード面に関しては、他のクラブが羨むくらいに充実しているし、練習はハードにやっていくつもりなので、こういう環境があれば、現状を変えられる可能性は大きいと思っています。でも、正直焦りはありません。のんびりなところに9か月間いたからかもしれないけど(笑)。
――それは昨年、タイで指揮を執られたことを指しているわけですね。三浦監督が異国の環境で監督をして得たモノとは?
やっぱり文化や習慣が異なっても、人と人、人間と人間が感じ合って、喜びであったり、感動といったものが生まれていく。そうしたことを純粋に感じられた時間でした。そういう意味では、富山の人たちにひとりでも多く、カターレのサッカーを見て幸せを感じてもらいたい。喜びや感動、幸せを感じてもらえるような関係を築ければと思っています。