「ヤバいって思った」城彰二も驚愕!“武南の元10番”が魅せた超絶技巧を回想「謎多き人だった」

2023年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「パーンって、チョップキックでバックスピン」

城氏(9番)が横浜時代のチームメイトである上野良治(前列左)の“凄さ”を語った。(C)Getty Images

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。かつての神奈川ダービーを振り返りながら、同じチームで共闘した"天才"のスーパープレーを明かした。

 1998年の2ndシーズン最終節で、横浜は湘南と対戦。トリコロールの一員だった城氏が先制点をマークすると、中村俊輔がハットトリックを達成。4-2で勝利を収めた。

 当時の横浜には城氏や俊輔のほか、川口能活、井原正巳、松田直樹、遠藤彰弘ら名手がずらり。そのなかの1人、上野良治について城氏が言及する。

 1994年から2007年まで横浜一筋でプレーしたMFは、「謎多き人だった」という。過去にも城氏は「温厚な人でね。あまり人と話さない。寡黙にやるタイプ」と語っている。
【動画】城彰二が語る上野良治という天才
 実際のプレーは特筆に値し、「センスの塊すぎる」と絶賛する城氏は、「武南高校の時、凄かったんだよ」と、衝撃の思い出を紐解く。

「(相手の)ゴールが後ろ。あの人は中盤で10番を背負って。1年生の頃だと思う、丸坊主で。ディフェンスから(上野に)縦パスが入ってきて、そうしたらフォワードが走り出していて。あの人、パーンって、チョップキックでバックスピンをかけて(味方のフォワードに)パスを出した」

 上野氏より2歳年下の城氏は「あれを見た時、ヤバいって思った」と、その超絶技巧に驚愕。高校時代から上野氏の実力は全国レベルで群を抜いていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「あの人はやばかった」「センスの塊」城彰二がマリノス移籍時に驚かされた"天才MF"は? 中村俊輔ではなく…

城彰二が体罰問題に切り込む! 変化に対応できなければ「指導者をやめたほうがいい」とバッサリ。あえて"高圧的"な学校の創設も提案

城彰二が「男子でやってもいい」と絶賛する、なでしこJメンバーは?「上手いんだよ。すごい視野が広い」

次ページ【動画】城彰二が語る上野良治という天才

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事