トッテナムのソン・フンミンが、７月18日にオーストラリアで行なわれるウェストハムとのプレシーズンマッチを前に会見に出席。アンジェ・ポステコグルー新監督について語った。英紙『Daily Record』が伝えている。

　現在57歳のポステコグルー監督は、母国オーストラリアのクラブや代表、横浜F・マリノスを経て、2021年にスコットランド屈指の名門へ。すると、古橋亨梧ら日本人選手を数多く呼び寄せ、アジア路線で数々のタイトルを獲得。今夏に満を持して、世界最高峰のリーグに活躍の場を移した。

　韓国代表のスーパースターは、「監督が決まった時は本当に嬉しかった」と言い、セルティック時代から注目していた事実を明かせば、ポステコグルー監督が率いるオーストラリア代表に決勝で敗れた、2015年のアジアカップの話題も持ち出した。

「僕らはスコットランドのリーグをチェックしているので、彼が支配しているのを把握していた。2015年の出来事も覚えているよ。ファンタスティックなアタッキングフットボールが本当に楽しみだ」
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　ソン・フンミンはまた、莫大な資金力でサッカー界を席巻し、自身へのアプローチもあったサウジアラビアに言及。「もし僕がそこに行きたかったら、ここではなく、そこにいるだろうね」と柔和な笑みを浮かべた。

「僕はフットボールをプレーするのが大好きだし、もちろんお金も大切だ。とはいえプレミアリーグでプレーするのが夢だし、まだやるべきことはたくさんある。今シーズンも楽しみにしている。特に昨シーズンはフィジカル面で苦しんだからね」

　今月８日に31歳となった大エースは、かつてアジアカップ制覇を阻んだ指揮官のもと、新たな一歩を踏み出す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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