古橋亨梧が選ぶ“自分を活かしてくれた選手”ベスト3は?「駆け引きの楽しさを教えてもらった」「後ろにいるだけで100%の力が120%に」

2023年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「些細なこともたくさん話をした」

古橋(左)が自分を活かしてくれた選手3人を選出した。(C)SOCCER DIGEST

 スコットランドのセルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧が、那須大亮氏のYouTubeチャンネルに出演。"自分が活かされた"3人の選手を挙げた。

 まず1人目は、神戸の元チームメイトである酒井高徳をセレクトした。

「サイドバックとサイドハーフの関係で、コンビを組んだりしていた。些細なこともたくさん話をした。後ろにゴウ君がいたから自信を持てたし、自信を持ってプレーできた。本当にやりやすかったです」

 2人目は、同じく神戸の山口蛍。「チームにいるだけで、1人増えたって思えるぐらい、縦横無尽に存在感がある」と評する。

「ガーって僕がファーストディフェンスで行くと、ゴウ君と蛍さん、他の選手たちも連動して、ついてきてくれるというか。特に2人は行くことでパスカットしてくれて、僕たちのフォローをしてくれる。攻撃面でもたくさんスルーパスをいただきました。後ろにいるだけで、100%の力が120%になるぐらい存在感が大きかった」
【PHOTO】スタジアムを盛り上げたヴィッセルセレイアを特集!
 そして最後は、やはりと言うべきか、アンドレス・イニエスタを選出した。

「信じて走れば、気づいたら足もとに良いボールが来てる。ゴールを決めるためのポイントを、お互いにどこかで心で通じ合えていたのかな。同じ画を見れていた時が多かったのかなと思います」

 神戸では抜群のコンビネーションでゴールを生み出した古橋とイニエスタ。古橋の巧みな動き出しがなければ成立しなかった関係性だが、日本人ストライカーは「今、思えば、合わせてもらえていたのかな、っていうふうに思いますね」と振り返る。

 名手によって引き出された古橋のポテンシャル。「駆け引きをして裏を取れば、本当に良いボールをくれる。そこから駆け引きの楽しさを教えてもらった」と殊勝に語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】古橋亨梧に聞いてみた! 自分が活かされた選手ベスト3

「慎ましい暮らし」「質素な日本車」退団発表のイニエスタ、母国メディアは神戸での生活に注目「誰もが驚いたが…」

「調子に乗ってしまい...」プロ入りが決まらなかった古橋亨梧はいかにしてFC岐阜入団を掴んだのか。親戚の勧めで改名も

次ページ【動画】那須大亮×古橋亨梧のスペシャル対談

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事