「自分の将来を考えさせられるゲームになった」長友佑都が東京ダービーで恩師にかけられた言葉とは?【天皇杯】

2023年07月13日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

勝利と同じくらい嬉しかったのが

久しぶりの東京ダービーに燃えた長友。この表情にも闘志が漲る。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 15年前の東京ダービー(2008年4月12日)は、長友佑都にひとつのターニングポイントになった。

「あのフッキとの戦いを(当時日本代表監督だった)岡田さんが見ていて、『アイツは誰だ?』と。そうやって目に留まって、ターニングポイントを迎えた。あの時、僕はFC東京で城福監督に指導されて、『左サイドバックをやれ』と。『お前が左をやったら、日本代表を目指せる』と城福監督に言われて」

 それから15年以上が経過した2023年7月11日、東京ヴェルディを率いる城福監督の前で天皇杯3回戦を戦えたのは「感慨深かった」。

「まだしつこくやっている、しぶとくやっている姿を(城福監督に)見せることができたのは、勝利と同じくらい嬉しかった」
 
 PK戦の末にFC東京が東京ヴェルディを下した天皇杯3回戦の後、長友は城福監督にこう声をかけられたという。

「絶対J1に上がって戦うから、お前絶対にやれよ、と。現役を続けろと言われました」

「色々と思い出すことも多かった」長友にとって、今回の東京ダービーは「重みがあったし、自分の将来を考えさせられるゲームになった」。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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