「足の裏を使ってゴールを決めた」「一に練習、ニに自分を信じること。そして…」バルサのCBアラウホが、FW時代のエピソードや成功の秘訣を語る!

2023年07月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ブスケッツのようなクオリティーはなかったから…。

2023年7月6日に発売した『ワールドサッカーダイジェスト』のインタビューに登場したロナルド・アラウホ。 (C)Getty Images

 19歳で母国ウルグアイから海を渡って欧州に上陸し、研鑽を積んだバルセロナでいまや最終ラインの欠かせない大黒柱として君臨するのが、ロナルド・アラウホだ。
 
 世界屈指のCBと評せるそのアラウホが、7月6日発売の『ワールドサッカーダイジェスト』にインタビューで登場。スペインの一般紙『エル・パイス』でバルセロナを中心に取材を続けるファン・I・イリゴジェン記者が、少年時代のエピソードや自身のサッカー観、リーダー論、バルセロナやシャビ監督への思い、ウルグアイ代表や人種差別問題などについて訊いている。
 
 そのなかで、「バルサで成功する秘訣はなんだと思う?」との質問に対してアラウホは、こう答えている。

「一に練習、ニに自分を信じること、そして世界有数のビッグクラブでプレーいているという自覚と責任感を持つことだ。バルサみたいなクラブにいれば、日々多くのメディアと接しなくてはならないし、信じられないようなところに落とし穴が待っていたりもする。いま自分がすべきことに集中していないと、進むべき方向を見失ってしまいかねないんだ」
 また、ユース時代はフォワードだったことについて話が及ぶと、当時を振り返ってこう答えている。
 
「テクニックはあったと思うよ。足の裏を使ってシュートを決めたことだってあるし。トップチームに昇格したばかりの頃は、アンカーとしてもプレーしたんだよ。ブシ(セルヒオ・ブスケッツ/現インテル・マイアミ)みたいにね。もちろん彼のようなクオリティーはなかったから、最終ラインの前方に構えて、ひたすらボールを刈り取る仕事に徹していたんだ」
 
 4シーズンぶりにラ・リーガを制したバルサで、守備の要として奮闘したアラウホ。24歳のワールドクラスは、ここからどんなキャリアを歩んでいくのか、注目だ。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年7月6日発売号より転載。同号では、欧州主要クラブの新シーズンの陣容を先読みする「開幕フォーメーション大予想」を特集している。
 
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