「ふさわしくなかった」本田圭佑の評価は? ミランの歴代“10番”を伊メディアが回想!「スポーツというよりマーケティング」

2023年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

レオンが新10番に決定

ミランの低迷期に10番を背負った本田。(C)Getty Images

 この夏に契約を延長したエースは、新たな10番として重圧に耐え、期待に応えられるだろうか。

 ミランは先日、ラファエウ・レオンが新シーズンから背番号を「10」に変えることを明らかにした。登録名を「RAFA LEAO」とし、これまでの17番ではなく10番を背負うと発表されている。

 名門ミランの10番は、古くはニルス・リードホルムやジャンニ・リベラから、ルート・フリットデヤン・サビチェビッチやズボニミール・ボバン、マヌエル・ルイ・コスタ、クラレンス・セードルフなど、様々なレジェンドたちが纏ってきた背番号だ。

 先月、ミランとの契約を2028年まで延長したレオンは、チームの顔となる存在に成長した。背番号変更は、その責任感の現れでもあるだろう。

 ポルトガル代表FWの決断を受け、イタリアの複数メディアは、歴代のミランの背番号10を振り返った。周知のとおり、元日本代表の本田圭佑もそのひとりだ。
 
 ミラン専門サイト『Daily Milan』は、「偉大な10番ではなかった」と手厳しく評価。『milanlive』は、本田について「まずまず以上の技術的才能だったことは疑いない選手だが、過去にこのユニホームを纏った選手たちにふさわしくなかったのは確実だ」と報じている。

「元来の技術的・スポーツ的な動きというより、東洋の市場に向けたマーケティング的な動きだった」

 本田以降の背番号10は、ハカン・チャルハノールが受け継いだが、契約満了をもって退団し、同じ街のライバルであるインテルに加入。移籍後の発言などからミラン・サポーターとの間には大きな亀裂が生じている。

 次に10番を背負ったブラヒム・ディアスは、3シーズンにわたってレンタルで在籍。2年目から10番を纏い、2022-23シーズンは主力として貢献したが、この夏レンタル元のレアル・マドリーに復帰した。

 レオンはファンを満足させる10番になることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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