「スーパーオファーにノー」名門移籍に暗雲の鎌田、久保に続いてサウジからの“高額提示”を拒否と伊報道!「彼はミランを強く望んでいる」

2023年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ミランは当面すべてを待機させている」

6月30日をもってフランクフルトとの契約が満了した鎌田。新天地はどうなる? (C)Getty Images

 昨冬のクリスティアーノ・ロナウドに続き、カリム・ベンゼマやエヌゴロ・カンテ、カルドゥ・クリバリらの参戦が決まり、活況を呈しているサウジアラビアリーグ。ここにきて、日本人選手もターゲットになっているようだ。

 先日はアル・イテハドがセルティックの旗手怜央に関心を持っていると報じられ、6月30日には、スペインの『AS』紙が、レアル・ソシエダの久保建英にアル・ヒラルが4年で年俸総額1億6000万ユーロ(約240億円)という"目もくらむようなオファー"を出したと伝えた。ただ、22歳のレフティは「オファーを受け入れなかった」という。

 続いて標的となったのが、ミラン入りが停滞している鎌田大地だ。ミランの専門サイト『Milan News.it』は同日、こう報道している。

「カマダとアイントラハト・フランクフルトとの契約は今日で満了となるが、彼はミランを強く望んでおり、アル・ヒラルのアラブ人からのスーパーオファーにノーを表明した」

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 記事は「しかし、もし日本人選手を登録した場合、ビジャレアルのサミュエル・チュクウェゼのような他のEU圏外選手と契約できなくなるため、ロッソネーリは当面すべてを待機させている」と続けている。

 今夏にミランがイタリア国外から獲得できるEU圏外国籍の選手は、ルール上で最大2人までとなっているなか、チェルシーのイングランド代表MFルベン・ロフタス=チークの加入が決定。残りは1枠となった。

 現地の報道によれば、イタリアの名門は鎌田とビジャレアルのナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼを天秤にかけており、後者の方に傾いているとも。日本代表の移籍に暗雲が立ち込めているが、それでもサウジアラビアからの高額オファーには関心がなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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