久保建英と共演も?ラ・リーガ屈指の左SBを巡り、ソシエダとアトレティコが争奪戦と現地紙報道

2023年06月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

アトレティコはすでにセルタ会長と会談

ソシエダとアトレティコが獲得を狙うハビ・ガラン(右)。(C)Getty Images

 22-23シーズンのラ・リーガで4位に入り、10シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したレアル・ソシエダ。新シーズンに向けた補強の第一号として、すでにマリ代表DFのアマリ・トラオレをレンヌから獲得したが、さらなる戦力拡充に動いているようだ。

 スペイン紙『AS』は現地時間6月22日、セルタに所属するDFハビ・ガランの獲得を狙っていると報じた。ハビ・ガランは28歳のスペイン人左サイドバックで、22-23シーズンは公式戦40試合に出場し、1ゴール・4アシストを記録するなどセルタの中心選手として活躍。昨夏はバルセロナが獲得に動くなど、ラ・リーガでも屈指の左サイドバックとして知られているタレントだ。
 
 ソシエダにとってはタフなスケジュールを戦う上で確保しておきたい人材だが、記事ではソシエダ以外にも、アトレティコ・マドリーが関心を寄せていると伝えている。アトレティコは左ウイングバックを今夏の補強ポイントとしていて、国内で実績豊富なハビ・ガランに照準を定めたようだ。

 ハビ・ガラン自身としては、CL出場権を持つソシエダとアトレティコからの関心はステップアップのチャンス。アトレティコはすでにエンリケ・セレソ会長が、セルタのカルロス・モウリーニョ会長と会談し、ハビ・ガラン獲得についての交渉を開始。セルタは26年6月まで契約を残すスペイン人DFに1800万ユーロの値札を付けているが、しかしアトレティコとソシエダに満額を支払う可能性は低く、交渉は長期化すると見られている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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