イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、マンチェスター・ユナイテッドで出場機会確保に苦しむハリー・マグワイアについて語った。英メディア『90min』が伝えている。

　現在30歳のマグワイアは、2019年夏にレスターからDF史上最高額を更新する8000万ポンド（約104億円）でユナイテッドに加入。以来、守備の要として君臨し、2020年からはキャプテンにも就任したが、近年は不安定な部分が目立つように。

　2022-23シーズンは、５歳下のリサンドロ・マルティネスと自身と同い年のラファエル・ヴァランヌの後塵を拝し、プレミアリーグでの先発はわずか８試合に終わった。

　それでもサウスゲイト監督は代わらぬ信頼を寄せ、６月のEURO予選で２試合とも先発起用した。ただやはり、試合勘などは気になるようで、マンチェスター・シティで同様にベンチを温めたカルビン・フィリップを含め、イングランド代表チームにとっての懸念だと認めた。
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「ハリーは素晴らしいフットボールクラブのキャプテンなので、難しい状況だ。当然、思うようにプレーできず苛立っているだろうけど、上手く対処していると思う。彼は公の場で、チームをサポートすると話してくれた。

　ハリーとカルビンの２人は、メンバー内で最もプレーしていない選手だと思うが、彼らのポジションでは、より多くプレーしている他の選手よりもまだ上だと思うので起用した。しかし、レギュラーとしてプレーしていない選手のフォームやフィットネスの確認は難しい。それが課題だ」

　来シーズンも苦戦が予想されるなか、レッドデビルズのキャプテンは、新天地で再起を図るのか。移籍先候補にはトッテナムなどが挙がっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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