「ドリブルの技術は一級品だ」
プレミア挑戦1年目で躍動した三笘。(C)Getty Images
「三笘薫は眩しい輝きを放った。世界最高峰のプレミアリーグで十分に存在感を示した」
そう力を込めて語るのは、英紙『サンデー・タイムズ』でサッカー部門の主筆を務めるジョナサン・ノースクロフト記者だ。
ブライトンの三笘は今季公式戦で10ゴール・7アシストをマークし、クラブ史上初となる欧州リーグ出場に大きく貢献した。活躍を振り返ると、プレミアリーグのレスター戦で鮮やかなミドルシュートを決め、FA杯4回戦のリバプール戦でも華麗なボールタッチから決勝弾を挙げた。
こうした印象的なゴールだけでなく、切れ味鋭いドリブルでもサッカーの母国、イングランドを沸かせ続けた。
日本代表の6月シリーズでも活躍した三笘のプレミア挑戦1年目について、ノースクロフト記者は次のように評した。
「ロベルト・デ・ゼルビ監督のもと、レギュラーに定着した11月から輝きが増した。特に、カタール・ワールドカップ後のプレーには目を見張るものがあった。ゴール、アシストを量産し、ブライトンの中心選手として前線から牽引し続けた。
私もシーズン開幕前はどこまでやれるか半信半疑だったが、プレミアのトップクラスの選手に匹敵するパフォーマンスを見せたと思う。しかもオフ・ザ・ボールの動きなど、シーズン中に成長の跡も確認できた。この1年で大きな成長を遂げたと、そう評していいだろう」
そう力を込めて語るのは、英紙『サンデー・タイムズ』でサッカー部門の主筆を務めるジョナサン・ノースクロフト記者だ。
ブライトンの三笘は今季公式戦で10ゴール・7アシストをマークし、クラブ史上初となる欧州リーグ出場に大きく貢献した。活躍を振り返ると、プレミアリーグのレスター戦で鮮やかなミドルシュートを決め、FA杯4回戦のリバプール戦でも華麗なボールタッチから決勝弾を挙げた。
こうした印象的なゴールだけでなく、切れ味鋭いドリブルでもサッカーの母国、イングランドを沸かせ続けた。
日本代表の6月シリーズでも活躍した三笘のプレミア挑戦1年目について、ノースクロフト記者は次のように評した。
「ロベルト・デ・ゼルビ監督のもと、レギュラーに定着した11月から輝きが増した。特に、カタール・ワールドカップ後のプレーには目を見張るものがあった。ゴール、アシストを量産し、ブライトンの中心選手として前線から牽引し続けた。
私もシーズン開幕前はどこまでやれるか半信半疑だったが、プレミアのトップクラスの選手に匹敵するパフォーマンスを見せたと思う。しかもオフ・ザ・ボールの動きなど、シーズン中に成長の跡も確認できた。この1年で大きな成長を遂げたと、そう評していいだろう」
では、三笘は今季のプレミアリーグでどのあたりに位置付けられるのか。「左サイドMF」に限定すると、三笘はプレミアの5番手に入ると、ノースクロフト記者は語る。
「個人的な評価を言えば、三笘は左サイドMFの5番手だ。日本代表よりも上位につけたのは4選手。プレミアリーグとCL、FAカップの3冠を達成したマンチェスター・シティでレギュラーを務めたジャック・グリーリッシュがまずひとり。アーセナルの左サイドを引っ張ったガブリエウ・マルティネッリの出来も特筆に値する。
ストライカーとしても活躍したマーカス・ラッシュフォードも出来が良かった。最後は、グリーリッシュの控えだったフィル・フォデン。急性虫垂炎で離脱するハプニングはあったが、プレー自体は良かった。この4人は非常に良かったと思う。
三笘は、彼らの下の5番手に入れた。プレミア全体を見渡しても、あそこまで綺麗にドリブルでサイドを切り裂ける選手はそういない。特に、相手の重心をズラしてから一気に抜き去るドリブルの技術は一級品だ。正直、驚いた」
ノースクロフト記者が高く評価したのは、やはりドリブルの突破力だった。個人能力の高い選手が数多く集まるプレミアでも、三笘のドリブルには大きな魅力があると断言した。
左サイドのアタッカー評について、同記者は次のように言葉を続けた。
「賛否両論あるかもしれないが、昨季得点王のソン・フンミンは三笘の下につけた。インパクトの点で、今季は三笘よりも物足りなさを感じた。リバプールのディオゴ・ジョタとルイス・ディアスは怪我による長期離脱が響いた。評価は、三笘より下だろう。三笘はフィジカルがしっかりしており、怪我が少なかった点も評価に値した」
【PHOTO】日本代表のペルー戦出場17選手&監督の採点・寸評。3人が「7.5点」の最高点、MOMは1ゴール・1アシストの7番
「個人的な評価を言えば、三笘は左サイドMFの5番手だ。日本代表よりも上位につけたのは4選手。プレミアリーグとCL、FAカップの3冠を達成したマンチェスター・シティでレギュラーを務めたジャック・グリーリッシュがまずひとり。アーセナルの左サイドを引っ張ったガブリエウ・マルティネッリの出来も特筆に値する。
ストライカーとしても活躍したマーカス・ラッシュフォードも出来が良かった。最後は、グリーリッシュの控えだったフィル・フォデン。急性虫垂炎で離脱するハプニングはあったが、プレー自体は良かった。この4人は非常に良かったと思う。
三笘は、彼らの下の5番手に入れた。プレミア全体を見渡しても、あそこまで綺麗にドリブルでサイドを切り裂ける選手はそういない。特に、相手の重心をズラしてから一気に抜き去るドリブルの技術は一級品だ。正直、驚いた」
ノースクロフト記者が高く評価したのは、やはりドリブルの突破力だった。個人能力の高い選手が数多く集まるプレミアでも、三笘のドリブルには大きな魅力があると断言した。
左サイドのアタッカー評について、同記者は次のように言葉を続けた。
「賛否両論あるかもしれないが、昨季得点王のソン・フンミンは三笘の下につけた。インパクトの点で、今季は三笘よりも物足りなさを感じた。リバプールのディオゴ・ジョタとルイス・ディアスは怪我による長期離脱が響いた。評価は、三笘より下だろう。三笘はフィジカルがしっかりしており、怪我が少なかった点も評価に値した」
【PHOTO】日本代表のペルー戦出場17選手&監督の採点・寸評。3人が「7.5点」の最高点、MOMは1ゴール・1アシストの7番