６月20日にパナソニックスタジアム吹田で国際親善試合の日本代表対ペルー代表の一戦が行なわれている。

　試合会場に向かう道中でも多くのペルーファンがお祭り騒ぎ。SNS上でも「多過ぎ」「熱量がはんぱないね、なんか嬉しくなってくる」「試合前から大盛り上がり」と日本のファンも驚きの声を上げているとおりの様子だった。

　なんでこんなに盛り上がっているのか？

　スタジアムで日本とペルーの国交樹立150周年のイベントブースにいた在日ペルー人女性はこう教えてくれた。

「ペルーでは代表戦は祝日のようなもの。翌日休む人もいっぱいいるんじゃないですかね。関西エリアに住んでいるペルー人も多くいますし、愛知や群馬から来ている人たちも沢山います。まさにお祭りですね。こうやってみんなで騒ぎながら楽しむのがペルーの観戦スタイルですよ」
 

　そんなペルーファンたちは、鳴り物をガンガン鳴らしたり、ちょっと強面の方々もいたが、キックオフ直前の日本代表の紹介シーンでスタジアムのライトを消す演出があると、日本のサポーターたち以上にノリノリ。試合中にブーイングも怒らず、大きな声でチャントを歌うなど、サッカーを楽しんでいる姿が好印象だ。

　日本対ペルーは２ー０で前半を折り返した。陽気な声援を受けたペルー代表の反撃はあるか？

取材・文●渡邊裕樹（サッカーダイジェスト編集部）

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