「もはや決まり」鎌田大地のミラン加入は秒読み!近くメディカルチェックと伊メディア報道

2023年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いくつかの障害を引き起こしたが...」

フランクフルトからの退団が決定している鎌田。(C)Getty Images

 ミラン上層部の人事異動で、一時は懸念の声も上がったが、鎌田大地のミラン移籍は実現に近づいていると見られる。

 イタリアのメディアは、ミランと鎌田が年俸300万ユーロの4年契約で合意に達したと報道。当初は早ければフランクフルトの2022-23シーズン終了後、鎌田が日本代表に合流する前にもメディカルチェックを受ける可能性が報じられていた。

 だがその後、鎌田の代理人の手続き上の関係で契約書へのサインは先送りになるとの報道が浮上。さらにその後、ミランの技術部門責任者だったパオロ・マルディーニ、フレデリク・マッサーラの両幹部が退任になったことで、鎌田との合意の行く末を案じる声も浮上していた。

 ただ、現地メディアによると、「ミラニスタ鎌田」の誕生は時間の問題という。6月中にはメディカルチェックとサインを済ませるとの報道が相次いだ。
 
『EUROSPORT』は6月19日、「カマダのミラン加入はもはや決まった。今後数日でメディカルチェックとサインになるだろう」と報じている。

「マルディーニとマッサーラがすでにまとめていた取引だ。ミランフロント内部での移行はいくつかの障害を引き起こしたが、本質的には形式的なことでしかなかった」

 もちろん、幹部2名の退陣にもかかわらず交渉が続いたのは、上層部が鎌田を評価しているからだろう。特に現場を率いるステーファノ・ピオーリ監督の了承が大きいと見られている。

 ミランは昨年夏に鳴り物入りで加入したシャルル・デ・ケテラーレが不振を極め、トップ下の1番手だったブラヒム・ディアスがレンタル元のレアル・マドリーに復帰した。イスマイル・ベナセルの負傷離脱もあり、中盤はこの夏の必須強化ポジションだ。それだけに、鎌田への期待も小さくない。

 いずれにしても、本田圭佑以来となるミランの日本人選手誕生は、間近に迫っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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