アンジェ・ポステコグルー監督をトッテナムに引き抜かれたセルティックは、かつて指揮を執ったブレンダン・ロジャース監督の招聘を近く発表すると報じられている。

　ポステコグルー退陣で古橋亨梧や旗手怜央らの移籍が話題となっているが、ロジャースはもちろん主力の残留を望んでいるだろう。公式戦で34得点とゴールを量産し、年間最優秀選手に選ばれた古橋のことはなおさらだ。

　2022－23シーズン途中に解任されるまで、ロジャースはプレミアリーグのレスターで指揮を執った。レスターには元イングランド代表FWのジェイミー・ヴァーディーがいる。セルティックOBのフランク・マカベニーは、ロジャースがセルティックで「若いヴァーディー」を指導できるとの見解を示した。

　マカベニーは『Football Insider』で「キョウゴはより若くて速いヴァーディーのようだ」と述べている。

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「ヴァーディーは素晴らしい選手だ。だが、ロジャースがレスターに行ったときは30歳を過ぎていた。（セルティックでは）キョウゴというより若く、試合を変えられる選手と一緒になる。前回セルティックに彼がいたときにはなかった武器だ。彼が誰を残し、誰を放出するか興味深い」

　レスターの「奇跡の優勝」の立役者のひとりで、プレミアリーグ得点王にも輝いたヴァーディー以上を期待できるとなれば、指揮官にとって心強い存在だろう。

　もちろん、まずはロジャースと古橋がタッグを組むのかどうかが注目される。ステップアップの可能性が取りざたされる古橋だが、ロジャースは慰留に動くのか。今週にも就任発表と言われる指揮官の言動から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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