今季でレアル・マドリーを退団した元ベルギー代表のエデン・アザールが、自身の去就について語っている。母国メディア『RTBF』が伝えた。

　これまで長年に渡り、ベルギーを牽引してきたアザールは、昨年のカタール・ワールドカップにも主将として出場。しかし、チームはグループステージ敗退に終わり、自身は代表引退を表明していた。

　さらに、４シーズン在籍したマドリーでは、度重なる怪我にも悩まされ、公式戦の出場は76試合のみでわずか７ゴール。今季限りでの退団が決定し、そのまま現役引退の可能性も報道されていた。
 

　そんななか、同メディアによると、アザールは現地時間６月18日に開催されたユーロ2024予選ベルギー対オーストリア代表（１－１）戦で行なわれた代表引退セレモニーに出席。自身の去就について語った。

「難しい３年を終えて、今はみんなと同じように家族と一緒に休暇を過ごしたい。ここ数日でいろんな記事を読んだが、どれもナンセンスだ。まだどうなるかわからないが、プロでいられる能力はまだあると感じている。それに僕は２、３年の間休んでいたんだ。まだ少しのエネルギーが残っているよ」

　かつては切れ味鋭いドリブルで多くのDFを翻弄してきたアザール。そのパフォーマンスの輝きを取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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