中盤の連係・連動がポイント
エルサルバドル戦はアンカーで先発濃厚の守田。「ビルドアップで違いを作れたら」と意気込む。写真:梅月智史
「明日の戦いの中では、4-1-4-1(4-3-3)でスタートすると、現段階では考えている。選手の持っている個々の良さを形の中でも表わせるようにしていきたい。形で選手の良さを殺してしまわないように、選手の良さをできるだけ出して、良い戦いにつなげていきたいと思っています」
第二次森保ジャパンの3戦目となる6月15日のエルサルバドル戦(豊田)に向け、森保一監督は2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選途中からベースにしていた4-3-3に再挑戦する意向を口にした。
13日に公開された紅白戦では、4-3-3と4-2-3-1の2つにトライしていたが、堅守速攻スタイルのエルサルバドルには、より攻撃的な戦いを仕掛ける必要がある。
相手の強固な守備ブロックを攻略するために、日本としては前に人数をより多くかけて、敵を引き出す作業を繰り返し、ゴールを奪っていくことが重要なテーマと言えるだろう。
そこで大きなポイントとなるのが、中盤の連係・連動だ。カタールW杯最終予選の時は、遠藤航(シュツットガルト)がアンカーに入り、守田英正(スポルティング)と田中碧(デュッセルドルフ)が両インサイドハーフに入っていたが、今回は守田がアンカーに下がり、インサイドハーフには堂安律(フライブルク)と旗手怜央(セルティック)が陣取る新たな組み合わせになる。
第二次森保ジャパンの3戦目となる6月15日のエルサルバドル戦(豊田)に向け、森保一監督は2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選途中からベースにしていた4-3-3に再挑戦する意向を口にした。
13日に公開された紅白戦では、4-3-3と4-2-3-1の2つにトライしていたが、堅守速攻スタイルのエルサルバドルには、より攻撃的な戦いを仕掛ける必要がある。
相手の強固な守備ブロックを攻略するために、日本としては前に人数をより多くかけて、敵を引き出す作業を繰り返し、ゴールを奪っていくことが重要なテーマと言えるだろう。
そこで大きなポイントとなるのが、中盤の連係・連動だ。カタールW杯最終予選の時は、遠藤航(シュツットガルト)がアンカーに入り、守田英正(スポルティング)と田中碧(デュッセルドルフ)が両インサイドハーフに入っていたが、今回は守田がアンカーに下がり、インサイドハーフには堂安律(フライブルク)と旗手怜央(セルティック)が陣取る新たな組み合わせになる。
中盤の要のポジションに入る守田は強調する。
「航君と比べたら、守備のところで劣るというのは自覚しています。ただ、スペースの管理やリスク管理、ビルドアップで違いを作れたらなと思います。特に意識するのは、インサイドハーフの選手にどれだけ気持ち良くボールを持たせてあげられるか。僕が主役になる必要はないので、プレーエリアを与えてあげることが大事。
あとはサイドの2列目の選手が今の代表の強みなので、彼らを中心にボールを上手く保持して、押し込めるような展開を作っていきたいと思います」
その言葉通り、アンカーのところでしっかりと攻守のバランスを取り、堂安と旗手がボールを触る回数を増やし、久保建英(レアル・ソシエダ)と三笘薫(ブライトン)という両ワイドと絡みながらゴールに迫る形が数多く出せれば、新たな組み合わせも噛み合うだろう。
堂安自身は「怜央君と自分は攻撃的なインサイドハーフ。僕は右サイドが得意なので、右と絡みながらボックスに入っていくというプレーを中でやるのは得意。一発撃てるのは中だと思うし、今のシステムだとサイドはドリブラーの選手がハマるかなと思うので、自分の最適なポジションを見つけられたらいい」と、右インサイドハーフで新たな自分を確立させたいと考えている様子だ。
【PHOTO】三笘&久保が先発か…エルサルバドル戦に向け日本代表が前日練習を豊田で実施!
「航君と比べたら、守備のところで劣るというのは自覚しています。ただ、スペースの管理やリスク管理、ビルドアップで違いを作れたらなと思います。特に意識するのは、インサイドハーフの選手にどれだけ気持ち良くボールを持たせてあげられるか。僕が主役になる必要はないので、プレーエリアを与えてあげることが大事。
あとはサイドの2列目の選手が今の代表の強みなので、彼らを中心にボールを上手く保持して、押し込めるような展開を作っていきたいと思います」
その言葉通り、アンカーのところでしっかりと攻守のバランスを取り、堂安と旗手がボールを触る回数を増やし、久保建英(レアル・ソシエダ)と三笘薫(ブライトン)という両ワイドと絡みながらゴールに迫る形が数多く出せれば、新たな組み合わせも噛み合うだろう。
堂安自身は「怜央君と自分は攻撃的なインサイドハーフ。僕は右サイドが得意なので、右と絡みながらボックスに入っていくというプレーを中でやるのは得意。一発撃てるのは中だと思うし、今のシステムだとサイドはドリブラーの選手がハマるかなと思うので、自分の最適なポジションを見つけられたらいい」と、右インサイドハーフで新たな自分を確立させたいと考えている様子だ。
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