「俺が苦しんでいるのを分かってくれた」冷遇ではなかった!中村俊輔が名将ポチェティーノとの関係を明かす!「監督室に呼ばれて...」

2023年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「絶対もっとやれてましたよね?」という岡崎の問いに...

ポチェティーノ監督(左)について語った中村俊輔。 (C)Getty Images

 元日本代表MFの中村俊輔氏がWOWOWの番組『中村俊輔プレミアムトークセッション 岡崎慎司と見据えるサッカーの最先端と欧州最高峰の舞台』で、スペイン時代について言及した。

 イタリアのレッジーナ、スコットランドのセルティックで計7シーズンに渡って活躍した俊輔は2009年の夏に、満を持してラ・リーガのエスパニョールに移籍した。

 ただ、後にトッテナムやパリ・サンジェルマンを率いるマウリシオ・ポチェティーノ監督から満足な出番を与えられず、13試合に出場して無得点。約半年でスぺインを後にする結果となった。

 スペインでプレー経験のあるゲストの岡崎が「俊さんはもっと、日本人やれるぞって見せられたはず。ベストだったら、エスパニョールの時、絶対もっとやれてましたよね?」と尋ねると、稀代のレフティはこう本音を明かした。
 
「いやいや、ベストだったよ。あの時はポチェティーノで、練習メニューだったり、自分の見る目はすごく良くしてくれたと思う。必ずサブでも使ってくれたり」

 俊輔は「俺が苦しんでいるも分かってくれて、何度か監督室に呼ばれて、話したり、いろいろ気を遣ってくれた。その中で半年だったけど、結果を残せなかった。それは選手の力量だった」と続けた。

 決してポチェティーノが冷遇したのではなく、なんとか"日本の10番"のポテンシャルを引き出そうとしてくれていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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