このオフの気になる話題のひとつが、三笘薫の去就だ。ブライトンに留まるのか、それともメガクラブへのステップアップはあるのか。それについて、スポーツニッポン新聞社の垣内記者が公式YouTubeチャンネル『サッカーダイジェストTV』で言及。具体的には、「ブライトンからすれば、両サイド（マーチと三笘）を売るタイミングじゃない」と予想していた。  

「移籍金で凄い金額を出せるクラブはプレミアリーグでも限られていて、三笘のような左ウイングを獲得したいメガクラブが今あるかとなると、疑問」という垣内記者は、三笘の契約内容の見直しにも着目していた。

「ブライトンでの三笘選手の年俸は凄い安いんです、他の選手と比べると。本人もこの１年これだけやって、多少は感じている部分もあると思うので、もしそうだとしたら、年俸の見直しをする。加えて契約年数を伸ばすと、移籍金が高騰するので他クラブは手を出しにくくなります」
 

　要するに、契約を見直した場合、三笘は残留に落ち着く可能性が高いわけだ。さらに垣内記者は「（ブライトンの）デ・ゼルビ監督と直接話したんですけど…」と言って、こう続けた。

「（デ・ゼルビ監督は）三笘は１対１の局面では世界トップだが、もうちょっと完成された選手にならないといけない（と言っていた）。（そのコメントからは）90間仕掛け続けて、ビルドアップにも参加する。そういうプレーをコンスタントにできるようになると、移籍金はグッと上がると、そんな予測ができます」

　デ・ゼルビ監督が来年ブライトンで良い結果を残し、メガクラブに引き抜かれて、三笘も一緒に行く。それが理想のシナリオのひとつかもしれない。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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