「日本のスターが伝説となった」決勝で鮮烈弾の古橋亨梧、現地メディアが最高評価で相次ぎ絶賛!「彼でなければならなかった」

2023年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「膠着状態を打破した」

スコティッシュカップ決勝で貴重な先制ゴールを決めた古橋。(C)Getty Images

セルティックのサポーターはみな、同じ思いだろう。

アンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムに去ったことで、セルティックは指揮官の愛弟子たちが引き抜かれる可能性を危惧している。筆頭は、古橋亨梧だ。『The Scottish Sun』紙は、日本代表ストライカーがポステコグルーの「ナンバーワンターゲット」だと報じた。

加入してすぐにゴールを量産するようになり、シーズンを通じて稼働した2年目の今季は公式戦34ゴールを記録。リーグ戦で得点王となり、年間最優秀選手の賞を総なめにした。キャラクターも愛されている古橋は、まさにセルティック・サポーターのアイドルのような存在だ。

それだけに、古橋退団の可能性は、ファンや関係者を心配させている。英公共放送『BBC』によると、OBのジョン・コリンズは、「キョウゴとカレム・マグレガーはセルティックから移籍してほしくない。この2シーズンの成功に大きな役割を果たした2人だ。来季もそうなることを願う」と話した。

「アンジェは彼らをロンドンに連れて行きたがるかもしれない。セルティックの観点からは、とにかくトッテナムからオファーがないことを願い、祈るばかりだ」

ポッドキャススターのポール・ジョン・ダイクスは、『Celtic State of Mind』で、旗手怜央も含めて放出すべきではないとの見解を示している。

マグレガーを代えのきかない選手と評し、古橋を残すべきとの声に賛同したダイクスは、「レオ・ハタテも魔法を見せてくれた選手だ」と述べた。

「彼はどこかでステップアップできると思う。この3選手は誰もクラブを去ってほしくない」

ポステコグルーが高く評価されているのは、セルティックで数々のヒット補強を実現させてきたからだ。当然、トッテナムでもその手腕を発揮することが期待されている。

コリンズやセルティック・サポーターの願いはかなうのか。マーケットの動きに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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