リバプールに運動量で圧倒されたレスター、アウェー初黒星&完封負け――リバプール 1–0 レスター

2015年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

岡崎に求められるフィジカル強者に対するマッチアップの向上。

フォーメーション&布陣 (C) SOCCER DIGEST

 12月26日(日本時間12月27日)、プレミアリーグ第18節が行なわれ、首位のレスターはリバプールに0-1で敗れた。
 
 敵地アンフィールドに乗り込んだレスターの先発メンバーに大きな変更はなし。前節のエバートン戦で決勝ゴールを決めている岡崎は2試合連続でスタメン入りし、ヴァーディーと2トップを形成した。
 
 試合は、ホームの大声援の後押しを受けたリバプールが2分のコウチーニョのミドルシュートを皮切りに立ち上がりから攻勢を強め、ボールを支配する。
 
 一方、押し込まれたレスターは、得意のカウンターを発動させようとするも、攻守の切り替えが素早いリバプールに起点を絶たれ、自分たちのペースを作り出せない我慢の時間帯が続いた。
 
 30分が経過してからレスターは、岡崎、ヴァーディーの2トップをも自陣の深い位置に下げて守備を徹底。しかし、それによりボール奪取の回数は増えたものの、敵ゴールまでの距離が伸び、カウンターの精度は低くなっていった。
 
 対するリバプールがレスターの堅牢を打ち破ることはなく、前半は0-0で終了。そして、後半もリバプールのペースで進み、レスターが守勢に回る展開となった。
 
 果敢に攻めに出るホームチームは、前半途中にオリギの負傷により、途中出場のベンテケの高さを活かそうとサイドからのクロスボールを再三、ペナルティーボックスに放り込む。
 
 そうしたサイドアタックが実ったのは63分、左サイドに開いたフィルミーノのマイナスの低いクロスボールをベンテケが滑り込みながら合わせて、リバプールが先制に成功した。
 
 1点を追うレスター。ラニエリ監督は失点後の69分に、ほとんどチャンスシーンを生み出せずに守備に追われていた岡崎、ヴァーディーの2トップを、ウジョアとダイアーに2枚替え。さらに80分にはマハレズをクラマリッチに変更し、2トップの一角に据えた。
 
 しかし、このイタリア人指揮官の攻撃的なテコ入れも、運動量が落ちないリバプールの前には奏功せず、彼らの出足が鋭く、集中した守りを崩すことはできなかった。
 
 スコアこそ0-1と最少得点差ながら、リバプールに完勝を許したレスター。今シーズン初のアウェー戦黒星、そしてシャットアウト負けを喫した。
 
 岡崎は先発したものの守備に追われ、攻撃に転じてボールを収めようとしたシーンでは、マークにつかれたジャンとサコの2人に力負けし、ロストする場面が散見した。
 
 岡崎にはフィジカル強者とマッチアップする際の工夫が、年末年始の連戦で疲労も溜まってくるなかで求められるだろう。
 
 レスターは中2日で、上位を争うマンチェスター・Cをホームに迎える。目標の勝点40を目前にしたレスターが、厳しい日程でのメガクラブとのマッチアップをいかに乗り切るか。また、岡崎がさらなる成長を遂げられるかにも要注目だ。
 
 
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