WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースは６月３日、第21節で大宮アルディージャVENTUSとホームで対戦。引き分け以上でリーグ初優勝を決まる"さいたまダービー"で４－０と快勝し、戴冠を果たした。

　試合後のフラッシュインタビューで、チームを勢いづかせる先制点を挙げた猶本光は、「なんか、ちょっとまだ実感がないです」と率直な感想を伝える。

　敵陣ボックス内左角から見事なループで決めた先制点については、「一個前に、同じような場所からシュートを打ったんですけど、良い感覚があったので、狙えるかなと思ってもう１本、チャレンジしたら、入って良かったです」と振り返る。

　前節も優勝に王手をかけていたが、まさかの逆転負け。今節の大宮V戦に向けて念入りに準備をしてきた。

「前節は大きなプレッシャーのなかで、上手く自分たちのプレーを出せなかった。もう一度、自分たちの良さを確認して、そこをしっかり表現しようということで、今日、良いプレーを出せたんじゃないかと思います」
 

　会場の浦和駒場スタジアムには多くのファンが駆けつけた。

「バスで入ってくる時も、すごいサポーターのみなさんが旗を振ってくれていた。びっくりしました」

　チームを後押ししたサポーターへのメッセージを問われ、「優勝、おめでとうございまーす!!」と叫ぶと、スタジアムからは大きな拍手が送られた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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