行くなら今!セルティック指揮官のトッテナム行きを宿敵OBが猛プッシュ!「我々にとっても喜ばしい」「唯一の気がかりはCL」

2023年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

古橋らのプレミア参戦も加速?

セルティックを率いるポステコグルー監督。この2年で知名度を一気に高めた。(C)Getty Images

 セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督。横浜F・マリノスからスコットランドに渡った当初こそ、知名度の低さから懐疑的な声が寄せられたものの、巧みな手腕で瞬く間に周囲の雑音を一蹴。就任2年目の今季は古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希の日本人5選手を擁し、永遠の宿敵レンジャーズを抑えてのリーグ連覇を達成した。

 今や英国全土で一目置かれる存在となり、トッテナム新監督の有力候補に浮上するまでに。今夏の動きが注目を集めるなか、バイエルンやミランでもプレーしたレンジャーズOBブライアン・ラウドルップ氏が、英紙『Daily Mail』でのコラムで独自の見解を展開。「トッテナムの仕事を受けるには、今が絶好の機会だ」と猛プッシュした。

「彼らの最近の苦境を考えると、明確な計画を持った監督には、トッテナムに行ってインパクトを与え、救世主と見なされるチャンスがある。それがアンジェ・ポステコグルーなのか? 時間が解決してくれるだろう。しかし、スパーズの意向に関する続報が待ち望まれることは間違いない。グラスゴーの両側で。

 多くのレンジャーズファン、そして(レンジャーズの監督)マイケル・ビールも、ポステコグルーの移籍を見たいと思っている。プレミアシップでの素晴らしい功績が認められ、スパーズのようなクラブからアプローチがあれば、スコットランドのフットボール界にとって、実に喜ばしい出来事だ」
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 デンマーク屈指のレジェンドの称賛は止まらない。「彼がクラブに新しい文化を導入するスピードはセンセーショナルで、普通では考えられない。スコットランドサッカー界の水準を引き上げ、加入以来、ほとんど全てを正しく行なってきた」とべた褒めだ。

「この夏、彼が去るとしたら、唯一の気がかりはチャンピオンズリーグだろう。セルティックが自分のやり方でヨーロッパでも結果を出せるという事実を示したかったはずだ。だが、彼が率いたこの2年間は長い間、懐かしく思い出されるに違いない。また、このタイミングでの移籍は、シーズン中よりもリスクがはるかに低い。

 常識的に考えて、スパーズが真のオファーを出せば、彼にとっては大きな決断になる。もしそうなれば、彼が行くのは目に見えている。タイミングがちょうど良いのかもしれない」

 今夏、オーストラリア人指揮官は世界最高峰のリーグへ活躍の場を移すこととなるのか。その際は古橋ら愛弟子の引き抜きにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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